輸入在庫7,179t減の16.6万t、輸入出回り8.0万tに増加-7月豚肉需給

農畜産業振興機構が発表した15年7月の豚肉需給によると、国内生産量、輸入品をあわせた供給量は前月比8,613t増の14.4万t、推定出回り量が8,957t増の14.9万tと、出回りが供給を上回り、7月末の推定在庫は5,454t減の18.3万tと、2カ月連続の減少。

うち国産品在庫は、生産が724t増の7.1万t、出回り量は2,434t減の7.0万tとなったことで、在庫は1,725t増の1.7万tとなった。前年比では13%減と依然、大きく下回る。

輸入品は、輸入量が7,884t増の7.2万tに達する一方で、出回り数量も1万1,391t増の8.0万tと多く、在庫は7,179t減の16.6万tとようやく17万tを割り込んだ。前年比でも、前年が18.5万tと高水準だったこともあり10%減少した。