15年9月ハムソー生産は0.8%増4.5万t、好調だった前年をわずかに上回る

日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した2015年9月の食肉加工品生産量によると、ハム・ソーセージ類の生産量は0.8%増の4万4,825tとなった。前年9月はソーセージで6.2%増、全体でも5.0%増と好調だったが、これをわずかに上回る結果となった。

品目別には、ハム類では、ロースハムは1.1%減、ハム類合計でも1.4%減となった。ソーセージ類は、ウインナーが前年並み、フランクフルトは3.5%増、ボロニアは11.8%減、ソーセージ類全体では0.3%増となった。ベーコン類は、ベーコンが3.8%増、ショルダーが15.7%減、全体では2.4%増となった。プレスハムは引き続き業務用が好調で8.6%増となった。その他では、ハンバーグ類は7.8%増、やき豚は2.4%増となった。

1~9月累計では、ハム類は0.1%減、ソーセージ類1.3%減、ベーコン類2.9%増、プレス7.8%増、合計で0.1%増の39万3,250tと、わずかだが前年を上回った。その他では、ハンバーグ類が8.4%増と好調。