輸入在庫5,612t減の13.8万t、14年2月以来の水準-12月豚肉需給

農畜産業振興機構の15年12月の豚肉需給によると、国内生産量、輸入品をあわせた供給量は前月比5,343t増の14.8万t、推定出回り量が6,007t増の15.4万tと、出回りが供給を上回り、12月末の推定在庫は5,320t減の15.4万tと、7カ月連続で減少した。

うち国産品在庫は、生産が3,212t増の8.1万t、出回り量は2,806t増の8.0万tと、ほぼ均衡し、国産在庫は286t増の1.6万tと変動はほとんどなかった。なお前年比では2割減の水準にとどまる。

輸入品は、輸入量が2,131t増の6.8万t、出回り量は3,200t増の7.3万tと、出回りが輸入量を上回ったことで在庫は5,612t減の13.8万tと在庫の消化が進む。なお、14万t台を割ったのは、14年2月の13.9万t以来。