4月輸入は牛肉5.1万t、豚肉7.6万t、鶏肉5.0万tか-貿易速報から推計

  2016年4月の貿易速報、動物検疫数量などから推計すると、輸入通関量は牛肉5万1,000t前後、豚肉7万6,000t前後、鶏肉5万t前後と見込まれる。前月比でみると、牛肉は1万5,000t前後増加、豚肉は4,000t前後増加、鶏肉も6,000t前後増加と、牛・豚・鶏とも前月を上回る大量輸入が見込まれる。

財務省の2016年4月の貿易速報によると、肉類の総輸入量は前年比0.8%減の24万3,269t、地域別には、米国は前年比2.8%増の5万9,375t、EUが22.9%増の3万3,158t、アジアが0.8%減の4万5,527t(うち中国1万6,942t、アセアン2万8,506t)、その他の地域(豪州、ブラジル含む)が8.2%減の10万5,209tとなった。また、前月比では全体で3万1,680t増加し、うち米国は5,992t増、EUは4,562t増、アジアで1,556t増(うちアセアンは825t減)、その他の地域は2万572t増となった。各地域で前月を上回ったほか、その他の地域の増加が特に大きかった。

4月の動物検疫数量は、牛肉が前年比12.7%減の4万6,576t、豚肉が3.6%減の8万5,696t(一部既報)、家きん肉が10.9%増の6万3,045t、家きん調製品が2.0%減の1万2,006tとなった。前月比では、牛肉で2,296t増、豚肉は4,995t減、鶏肉は1,343t減、家きん調製品は1,282t増となった。なお、肉類全体の動検数量は22万1,326tで、財務省の肉類総輸入量が2万1,943t上回っており、これは3月までの繰り越し分が4月に入って通関されたと考えられる。

これらから推計すると、4月の牛肉輸入量は5万1,000t前後(2016年4月の貿易速報、動物検疫数量などから推計すると、輸入通関量は牛肉5万1,000t前後、豚肉7万6,000t前後、鶏肉5万t前後と見込まれる。前月比でみると、牛肉は1万5,000t前後増加、豚肉は4,000t前後増加、鶏肉も6,000t前後増加と、牛・豚・鶏とも前月を上回る大量輸入が見込まれる。

財務省の2016年4月の貿易速報によると、肉類の総輸入量は前年比0.8%減の24万3,269t、地域別には、米国は前年比2.8%増の5万9,375t、EUが22.9%増の3万3,158t、アジアが0.8%減の4万5,527t(うち中国1万6,942t、アセアン2万8,506t)、その他の地域(豪州、ブラジル含む)が8.2%減の10万5,209tとなった。また、前月比では全体で3万1,680t増加し、うち米国は5,992t増、EUは4,562t増、アジアで1,556t増(うちアセアンは825t減)、その他の地域は2万572t増となった。各地域で前月を上回ったほか、その他の地域の増加が特に大きかった。

4月の動物検疫数量は、牛肉が前年比12.7%減の4万6,576t、豚肉が3.6%減の8万5,696t(一部既報)、家きん肉が10.9%増の6万3,045t、家きん調製品が2.0%減の1万2,006tとなった。前月比では、牛肉で2,296t増、豚肉は4,995t減、鶏肉は1,343t減、家きん調製品は1,282t増となった。なお、肉類全体の動検数量は22万1,326tで、財務省の肉類総輸入量が2万1,943t上回っており、これは3月までの繰り越し分が4月に入って通関されたと考えられる。

これらから推計すると、4月の牛肉輸入量は5万1,000t前後(豪州3万500t、米国1万7,000t、NZ1,500t、カナダ1,500t、メキシコ500t)が見込まれる。豚肉は7万6,000t前後(EUが2万9,000t、米国2万5,000t、カナダ1万5,000t、メキシコ5,000t、チリ2,000tなど)。鶏肉は5万t前後(ブラジル4万t、タイ8,000t、米国2,000tなど)とみられる。また鶏肉調製品は3万2,000t前後と見込まれる。豪州3万500t、米国1万7,000t、NZ1,500t、カナダ1,500t、メキシコ500t)が見込まれる。豚肉は7万6,000t前後(EUが2万9,000t、米国2万5,000t、カナダ1万5,000t、メキシコ5,000t、チリ2,000tなど)。鶏肉は5万t前後(ブラジル4万t、タイ8,000t、米国2,000tなど)とみられる。また鶏肉調製品は3万2,000t前後と見込まれる。