UsMEFが新「プロモーションガイドブックセミナー」開催、180人参加

米国食肉輸出連合会(UsMEF)は21日、ホテルオークラ東京で「UsMEFプロモーションガイドブックセミナー」を開催した。UsMEFでは、博報堂買物研究所の協力で、売場での販売促進のヒントとなる生活者発想の考え方で同ガイドブックを作成している。今回のセミナーでは、生活者発想をどう売場に行かしていくかを、具体的な事例とともに紹介した。また、アメリカン・ビーフ&ポークのマーケット動向、16年の販売促進活動の説明が行われた。

この日は量販店、外食、ハムソー・ディストリビューター、商社から約180人が参加した。セミナー終了後のテイスティングセッションでは、ガイドブックに示された買物行動(時短、男の肉料理)に合わせたメニュー(ピリ辛ステーキ丼、男のビーフシチュー)などの試食も行われた。

セミナー冒頭、UsMEF会頭のルー・アンドリーセン氏(=写真㊤)が主催者あいさつを行い、今月末で日本を離れる米国大使館のデビッド・ミラー公使に対し「日本のマーケットに貢献したことは目覚ましいものがある」と功績を称えた。その上で、「UsMEFは40年にわたり、米国の食肉業界と日本のパートナーを結ぶ大きな役割を担ってきた。顧客のニーズをつかみ、アメリカンビーフ・ポークの需要を高めてきた。様々な新しいアイデアで需要を作ってきたが、今回もその一つを紹介したい」と述べた。引き続き、来賓としてデビッド・ミラー公使が「5月段階で輸入量はビーフ・ポークとも順調。厚切りステーキなどがトレンドとなり喜ばしい」とあいさつした。

セミナーでは、UsEFの山庄司岳道ジャパン・ディレクターが「プロモーションガイドブックの概要説明」とともに「アメリカン・ビーフ&ポークのマーケット動向」、加藤悟司マーケティングディレクターと笠谷樹マーケティングマネージャーが「2016年の販売促進活動」をそれぞれ説明、その中では、アンガスビーフのロゴマーク案も提示された。ロゴマークは9月に開催するセミナーで発表する。最後に博報堂買物研究所の山本泰士氏が「プロモーションガイドブック」のプレゼンテーションを行った。