輸入在庫は15.9万tとほぼ前月と変わらず、国産2.1万t-6月豚肉需給

農畜産業振興機構が公表した豚肉需給によると、6月期末の輸入推定在庫は15.9万t(前年同月比8.2%減)とほぼ前月並みの水準となった。

6月の輸入は前月から7,800t増えて7万t台半ばの多めの輸入となったものの、チルド・フローズンともに在庫回転率は良く、逆に期末在庫は前月から268t減少、適正範囲の15万t台のレベルで推移している。これに対して国産は生産量が7.1万t(同0.8%増)となったものの、同月中の出回り量6.9万t(4.4%減)と10カ月ぶりに7万tを割るなど伸び悩んだことで期末在庫は2.1万t(38.4%増)と、14年10月以来の2万t台の在庫となった。