輸入在庫は7千t減15.2万t、輸入品出回り7.9万tに増加-9月豚肉需給

農畜産業振興機構が発表した16年9月の豚肉需給によると、供給量は前月比106t増とわずかに増加し14.5万t、一方で推定出回り量は1万1,090t増の15.2万tと、輸入品を中心に出回りが好調で供給を上回ったため9月末の推定在庫は6,932t減の16.9万tとなった。

うち国産品在庫は、生産が1,705t増の7.3万t、出回り量は466t増の7.3万tと、ほぼバランスし前月並の1.8万tとなった。

輸入品は、輸入量が1,599t減の7.2万t、出回り量が1万626t増の7.9万tと大きく伸び、出回りが上回ったことで在庫は6,977t減の15.2万tとなった。