キーコーヒーは、秋冬製品において「1杯の充実」をテーマに開発している。コーヒーの飲用シーンの多様化が進む中、家の中でも外でも価値ある1杯を提供するとともに、商品の付加価値の理解促進を図る。

9月1日発売の秋冬新製品は、まずレギュラーコーヒーで、「プレミアムステージ 有機珈琲」(180g)を豆と粉(VP)タイプの2種類で展開する。中身は、水洗式のエチオピア産モカの配合率を50%以上にし、パッケージは女性を意識し、温かみのあるピンク色を採用した。中容量帯は、同社の強いカテゴリーのため、「プレミアムステージ」の品揃え強化につなげる考え。

マーケティング本部コンシューマープロダクトチームの鈴木勇治チームリーダーは、「有機コーヒー市場は規模は小さいものの前年実績を上回る状況だ。粉よりも豆製品の人気が高く、こだわりの強いお客様が多いのも特徴。さらに需要が高まるだろう」と話す。


発売40周年を迎え、売り上げが伸長中の「トアルコ トラジャ」は、北部産地のサパンに限定した単一豆製品の「ドリップ オン トアルコ トラジャ」(5P)を発売し盛り上げる。

〈バッグタイプで家庭外シーンにも対応〉
そして、注目はお湯を注いで30分で本格レギュラーコーヒーが楽しめるマイボトル専用の「まいにちカフェ コーヒーバッグ」(5袋)だ。特徴は、マイボトルにコーヒーバッグとお湯を入れるだけで出来上がり(ユースフル)、かばんに入れて持ち運べる(ポータブル)、1袋でコーヒーカップの2倍量を抽出できて約60円であること(リーズナブル)。器具を使わず誰でも簡単にできることや、バッグは30分以上浸けても一定以上濃くならないことから市場で脚光を浴びそうだ。アラビカコーヒーを100%使用した点も興味深い。
家の外でも簡便に本格的な味わいを提供

家の外でも簡便に本格的な味わいを提供

インスタントミックスでは、より顧客満足度の高い商品を投入し差別化を図る。新製品は、泡立ちタイプのクリーミングパウダーを使用した“とろっとミルク”の質感が楽しめる「カフェラテ 贅沢仕立て」(10P)と、“ふんわりミルク”の「カプチーノ 贅沢仕立て」(8P)の2品。忙しい30~40代の子育て中の女性をターゲットに、街のカフェを思わせる贅沢な雰囲気が感じられる製品を展開。手軽な価値だけでなく、自分の時間を贅沢に過ごせる特別な1杯を提案する。

インスタントティーは、「フルーティーパレット フルーツミックスティー」(10P)を発売。ピーチ、レモン、グァバの3種のフルーツを詰め込んだ新紅茶。果実感を前面に出したパッケージも印象的だ。

〈食品産業新聞 2018年8月20日付より〉