「キリン 午後の紅茶」と「グリコ ポッキー」は、2015年から毎年2月に食べ合わせ企画や商品をつなげて楽しむパッケージデザインなどでコラボレーションを行い、たびたび話題となっているが、第5弾となる今年は、平成最後ということもあって中身もパッケージもよりスペシャルなコラボとなった。

キリンビバレッジが2月12日に発売する「午後の紅茶 マスカルポーネ薫るチーズミルクティー」(500mlPET)は、濃厚なチーズテイストとミルクのコクが心地良い味わい。同日に発売する江崎グリコの「ポッキー〈ほろにがコーヒー&ココア〉」と食べ合わせると、平成の流行スイーツであるティラミスのような味わいが楽しめることも特徴といいう。

パッケージは、平成の青春を平成元年~9年、平成10年代、平成20年代の3つの年代に分け、裏表合計8種類のデザインで展開。さまざまな組み合わせを試してみたくなる設計で、話題になりそうだ。

両社のコラボレーション商品は、第1弾~第5弾までは女性社員が中心となっていたが、今回の新商品は両社とも男性社員が商品開発の中心だったという。キリンビバレッジで「午後の紅茶」を担当する丸山大貴さんは、「1年以上前から今回の新商品の構想を練っていました。中味開発のヒントになったチーズティーは、昨年夏に東京・代官山にある“午後の紅茶”のコンセプトショップで提供したところ、大きな話題になったので取り組みました。“チーズミルクティー”らしいしょっぱさと甘さ、そしてコクのバランスを出すため、隠し味に塩を使っている点がポイントです」と話す。
「午後の紅茶」は“懐かしい平成の青春”を表裏合計8デザインで展開

「午後の紅茶」は“懐かしい平成の青春”を表裏合計8デザインで展開

食べ合わせを訴求している「ポッキー〈ほろにがコーヒー&ココア〉」は、プレッツェル(ビスケット)の工夫や、チョコがけを2度していることが特徴で、「午後の紅茶 マスカルポーネ薫るチーズミルクティー」が染み込みやすい設計になっているという。
 
パッケージのイラストは各時代の特徴が出ており、例えば電話では、平成元年~9年パッケージはPHS、平成10年代はいわゆる“ガラケー”、平成20年代は“スマホ”が描かれ、トレンドの変遷を反映している。
 
丸山さんは、「パッケージの登場人物はすべて高校生です。懐かしい青春時代を思い描く時に、多くのみなさんが思い出す年代であり、いつの時代もトレンドを取り入れて発信しているのは高校生というイメージで、世相を反映していると考えました。“午後の紅茶”と“ポッキー”をきっかけに、みなさんで平成を楽しく振り返っていただき、次の時代に向かう活力になれば嬉しいです」としている。

キリンビバレッジ 丸山大貴氏

キリンビバレッジ 丸山大貴氏