「キリン 生茶デカフェ」容器に再生ペット樹脂を100%使用/キリンビバレッジ

“R100ペットボトル”の「キリン 生茶デカフェ」
キリンビバレッジは、再生ペット樹脂を100%使用した“R100ペットボトル”を6月中旬から「キリン 生茶デカフェ」(430mlPET/140円税別)に順次採用する。

キリングループは、「キリングループ プラスチックポリシー」を2019年2月に定め、ペットボトルの資源循環を推進するため、2027年までに日本国内におけるリサイクル樹脂使用量の割合を50%に高めることを目指している。「生茶デカフェ」に再生ペット樹脂を100%使用した“R100ペットボトル”を採用し、パッケージ正面に「R100」の文字を配して訴求することで、目標達成に向けた具体策の第一歩とする考え。

同社は、2014年4月に世界初となるペットボトル入りカフェインゼロ緑茶飲料(「キリン やさしさ生茶 カフェインゼロ」)を発売して以降、カフェインゼロ市場の活性化とカフェインを忌避するユーザーのニーズに応えてきた。同社によれば、カフェインゼロ緑茶飲料である「生茶デカフェ」の購入層は、「食品を買うときは原材料表示をよく気にする」「健康のために規則正しい生活を心がけている」などと考えている人が約6割いるという。

そこで今回、「生茶デカフェ」に再生ペット樹脂を100%使用した“R100ペットボトル”を採用し、健康と環境に貢献する商品として、さらなるユーザーの拡大と、カフェインゼロ市場の活性化につなげていくねらいだ。