ゴールドパック(代表取締役:林邦広、東京都品川区)はこのたび、野菜飲料「北海道トマト100%」「北海道野菜100%」(各160g)を機能性表示食品(GABA)としてリニューアルした。消費者庁への届出表示内容は2商品共通で、「本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています」。

同社の製品は、原料加工から飲料生産までの過程を自社で行うことを強みとした開発を行っている。従来、トマトではリコピンなどの成分を訴求してきたが、今回は血圧関連の需要に着目した。「北海道トマト100%」では、自然由来の素材によって生産されたトマトGABAの機能性表示食品であることや、ストレート・無添加にこだわった製品であることを特徴としている。また、「北海道野菜100%」では、トマトの他、かぼちゃ、アスパラガス、とうもろこし等、北海道野菜6種を使用し、野菜本来の甘さを実感できるという。

同社商品開発部長の山口透氏は食品産業新聞の取材に対し、「北海道トマト100%」「北海道野菜100%」の両商品について、「原材料が天然素材であるため成分値が不安定であり、届出値の設定に苦心した。適正な値を見極めるためには多数のサンプルを分析することが必要であった。今後も、素材の選定や品種管理、品質安定化など、様々な内容に取り組んでいきたい」とした。

使用するトマトの愛称“千の恵み”の由来は、「北海道・千歳で育ったトマトを、恵庭の工場で搾ったこと、トマトの千生りが係わる人に恵みをもたらしてほしい」ということ。

また、常務取締役企画開発本部長の角田義弘氏は、「北海道に栽培圃場を持つエア・ウォーターグループとのシナジーを活かし、今後は、他の北海道野菜の機能性の訴求や、北海道産果汁を使用した商品の展開などにもチャレンジしたい」とした。

なお、ゴールドパックはエア・ウォーターの子会社で、果実飲料や野菜飲料などの生産を行っている。製造工場は、長野県松本市・長野県安曇野市・北海道恵庭市・青森県弘前市に構える。

創業は1959年3月、長野県。当時の社名は「東洋食品株式会社」だったが、1964年5月に現在の「ゴールドパック株式会社」に商号変更し、2014年3月には北海道の恵庭に工場を持つ「ニチロサンパック」と合併している。

商品は「北海道トマト100%」「北海道野菜100%」など“北海道シリーズ”のほか、「信州・安曇野りんごジュース(ストレート)」「信州・安曇野トマトジュース (ストレート)」などの“信州・安曇野シリーズ”、凍らせてシャーベットとして使用できる“果実系パウチシリーズ”などを展開している。“果実系パウチシリーズ”は、「北海道メロン」「福岡あまおう」などのフレーバーを用意し、お酒とともに楽しむフローズンカクテルなど様々な場面で使用できるデザートとしての使用を訴求している。
ゴールドパック“果実系パウチシリーズ”

ゴールドパック“果実系パウチシリーズ”

コーポレート・マークは、大地をあらわす緑の図形と、社員の情熱をあらわす赤く立ち上る図形で構成。このデザインは同時に、新鮮な素材のイメージと、それを加工してパックするイメージもあらわしている。ゴールドパックでは、「清涼飲料の製造を通じて社会に貢献し、お客様から信頼され愛される企業をめざす。」をビジョンに掲げている。

ゴールドパックのコーポレート・マーク

ゴールドパックのコーポレート・マーク