キーコーヒーのグループ会社であるアマンドは、佐賀県の産品を販売する佐賀県公式ECモール「SAGAマルシェ」と共同し、佐賀県の魅力を発信するプロモーションを3月8日から3月31日までの期間限定で展開している。

今回の共同プロモーションでは、「SAGAマルシェ」で販売している「温州みかんのジュース」や「佐賀のり」といった特産品を、東京のリアル店舗で唯一購入できる場所として、洋風喫茶のアマンド六本木店に佐賀県産品の特設コーナーを設置するもの。店舗装飾ではデジタルサイネージによるPR動画の放映やディスプレイ、販促物などを設置することで佐賀の魅力を空間でも演出している。
佐賀県の物産品を取り扱う

佐賀県の物産品を取り扱う

 
また、店内のフードメニューは、アマンドのシェフと共同開発した佐賀県産品のレンコンやコハダを使用した『ココロtoカラダが喜ぶSAGAプレート』(税込1200円)や、佐賀県産のレンコンのおいしさを楽しむ『食感を楽しむレンコンのボロネーゼ』(税込800円)を展開。デザートでは、20年ぶりの新品種として2018年に登場した「いちごさん」と「温州みかん」を使用した『いちごさんと温州みかんのパルフェ』(税込700円)を用意した。
 
スタート以降、物産品の売れ行きが良く、商品によっては品切れになる場合もあるが、「SAGAマルシェ」が逐次補充しているという。店頭で佐賀県産の食に興味を持って物産品を購入するケースが多いが、口コミで知った帰省できない都内在住の佐賀県出身者の来店も目立つという。佐賀県は他県のように、都内に物産館がないため、佐賀県の特産品を東京で唯一購入できる今回の特設物販コーナーが好評となった。 
 
アマンドの勝俣勉社長は、「アマンドの歴史は長く、地方の方にもアマンドは知られているので情報発信力という面でお役に立てたらと考えた。佐賀県とのコラボも、物産品の販売や、イチゴなどの特産物をデザートなどに取り入れることで、地方や生産者のPRにつなげられたらと思っている。われわれも農家の方々との出会いを楽しみにして取り組んでいる」と話す。
 
待ち合わせの名所として有名なアマンド六本木店前は、月間500万人以上の歩行者が通るため、情報発信力が高い。「この立地を使ってさまざまなフルーツや野菜、食品を紹介していきたい。今後、プチ物産館のイメージを作れたらいいと思う」と話した。
 
SAGAマルシェは、2020年8月にECサイトを開設したものの、佐賀県の認知度が低く、なかなかイメージが思い浮かばない人が多いと感じたという。それがアマンドとのコラボにつながった。SAGAマルシェを担当するさが県産品流通デザイン公社の西園昌代さんは、次のように語る。
 
「佐賀県そのものを知ってもらうことが重要で、最も情報発信の高い六本木の地からアマンドの力を借りて情報発信しようと考えた。トータルで佐賀県を露出していく考えだ。何かを買おうとした時に、佐賀県が頭の片隅に浮かぶようにしたい。まずは認知を取りに行く」。

アマンドの勝俣社長と西園さん

アマンドの勝俣社長と西園さん

 
「コラボメニューは旬のレンコン、イチゴなどを使用した。実際に食べて感じていただく機会になれば嬉しい」とした。
 
アマンドは、今回のコラボのため佐賀県推しの外装にしており、六本木の交差点の中でもひときわ目を引く存在となった。コラボしている3月末まで佐賀県に興味をもった人々が集う場所になりそうだ。