ベビー用品店「西松屋」休業25店舗に増加、全国で営業継続の方針もテナント入居先休業などでやむを得ず

ベビー用品・子ども用品専門店「西松屋」休業は25店舗(画像はイメージ)
株式会社西松屋チェーンが展開するベビー用品・子ども用品専門店「西松屋」の休業店舗数は、4月18日から3店増加し、全国で計25店舗となった。

全店舗数(2020年2月現在)は1,006店舗で、休業店舗の割合は約2.5%にとどまる。西松屋チェーンは、「粉ミルクやベビーフード、赤ちゃん用飲料、紙おむつ、おしりふき、マタニティの栄養食品やサプリ、出産準備用品など、赤ちゃんを生み育てる上での必需品を扱っている」ことから、全国の店舗で営業を続けていく方針を明らかにしている。

一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う7都府県を対象とする緊急事態宣言の発令、そして対象地域の全国拡大を経て、テナントが入居する商業施設の休業などもあり、西松屋にも、立地や店舗の形態により、やむを得ず休業する店舗が出ている形だ。

西松屋チェーンは、「当社の店舗は、もともと混み合ったお店ではなく、通路も広くゆったりとしており、お客様同士の距離またはお客様と従業員との距離にも配慮した営業ができております。また、大半の店舗は、お店のすぐ前まで車でご来店いただけますし、日頃より、ショートタイムショッピングを基本にお店づくりをしております。店舗におきましては、感染防止に最大限留意して営業してまいります」などとしている。

〈「西松屋」休業店舗(4月17日発表)〉
◆青森県
イオンモールつがる柏店(4月18日から休業)

◆埼玉県
新所沢パルコ店

◆千葉県
モラージュ柏店

◆東京都
お台場デックス店、南砂町スナモ店、ポンテポルタ千住店、荻窪タウンセブン店、浅草ROX・3G店、クロスガーデン多摩店、お台場ヴィーナスフォート店、ザ・モールみずほ16店、ザ・スクエア聖蹟桜ヶ丘店、ヨドバシ吉祥寺店

◆神奈川県
サクラス戸塚店、川崎ルフロン店、モザイクモール港北店

◆岐阜県
モレラ岐阜店

◆滋賀県
フォレオ大津一里山店

◆兵庫県
つかしん店、イオンモール神戸南店、コロワ甲子園店

◆福岡県
コマーシャルモール博多店、イオンモール大牟田店

◆熊本県
イオンモール宇城店(4月18日から休業)

◆大分県
イオンモール三光店(4月18日から休業)

なお、休業店舗は変更となる場合がある。