ローソン、巣ごもり消費で冷食・レトルトが伸長、冷食は炒飯が圧倒的1位、レトルトは生姜焼

ローソンの冷食・レトルト売れ筋商品
ローソンはPB(プライベートブランド)の冷凍食品とレトルト惣菜の直近の売れ筋ランキングを公表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出の自粛で自宅で食事をする人が増え、3月のレトルト惣菜の売上高は昨年より1割増だという。小池都知事が「感染爆発の重大局面」と記者会見を行い、首都圏の1都4県の知事が共同声明を発表した3月26日は、今年に入って最も冷凍食品の売り上げが伸びた日で、前週(3月19日~25日)の1.5倍となった。特に東京都は2.6倍、神奈川県は1.9倍と大きく伸長したという。

冷食が最も売れた3月26日の売れ筋は、
・1位 炒飯(138円、以下税込価格)
・2位 海老ピラフ(138円)
・3位 讃岐うどん2食入(129円)
・4位 高菜ピラフ(138円)
・5位 焼餃子(149円)
・6位 ソテースパゲティナポリタン(238円)
・7位 チキンライス(138円)
・8位 鶏ごぼうごはん(138円)
・9位 スパゲティミートソース(238円)
・10位 フライドポテト(130円)
――で、10品目中8品目がごはん、麺などの主食メニューだった。

4月上旬(1日~14日)の冷食売れ筋は
・1位 炒飯
・2位 焼餃子
・3位 フライドポテト
・4位 海老ピラフ
・5位 たこ焼(226円)
・6位 高菜ピラフ
・7位 讃岐うどん2食入
・8位 ソテースパゲティナポリタン
・9位 チキンライス
・10位 お好み焼いかえび玉(198円)

性別年代別では女性の10代の1位がいちご、2位がアップルマンゴーと特徴的だった。女性の60代と70代の1位がソテースパゲティナポリタン、女性の80代の1位が海老ピラフ、男性80代の1位が焼餃子で、その他はすべて炒飯が1位だった。都道府県別でも41道府県の1位が炒飯だった。

4月上旬(1日~14日)のレトルト惣菜売れ筋は、
・1位 豚ロースの生姜焼(298円)
・2位 ポテトサラダ(120円)
・3位 ごぼうサラダ(120円)
・4位 プレミアムビーフシチュー(386円)
・5位 豚角煮(328円)
・6位 煮たまご(158円)
・7位 プレミアムビーフカレー(386円)
――と、昼食や夕食のおかずとして適した商品が多くランクインしている。