ローソン、トイレ・ゴミ箱・灰皿の使用を一時休止、新型コロナ感染拡大予防で

ローソンがトイレ・ゴミ箱・灰皿の使用を一時休止(画像はイメージ)
ローソンは4月28日、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、本部として店舗でのトイレ・ゴミ箱・灰皿の使用を一時休止する方針を決定した。同社サイトでは、“感染予防の為のお客様へのお願い”として、これらサービスの一時休止の案内を行っている。

同社は、「安全に商品を販売する事が私たちの最大の役割と考え、これを維持していく為、お客様には大変なご不便をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願い致します」としている。

サービス休止の案内は、店頭でポスターおよびPOPなどで周知する。各サービスの清掃は、現在店舗の従業員が行っている。清掃後には手洗い・消毒を徹底しているが、このサービスを休止することで、「お客様だけでなく従業員の安全にも繋がる取り組みとなります」(ローソン)という。

また、“人との接触を少しでも減らしたい”と、買い物客から「セルフレジ」の要望が多数寄せられていることから、全店舗で設置済みのセルフレジの活用をさらに加速する考え。

〈休止するサービス〉(ローソンによる説明)
▽トイレのご使用

ご使用の際に、「入口の扉」・「便座」・「トイレットペーパー」・「洗面台」等、接触箇所が多く、密閉された狭い空間であり、感染リスクが高い場所と言われています。

▽ゴミ箱のご使用
飲食された後の割り箸や容器、使用済みのマスクやティッシュペーパーなど、口や鼻に触れたもの等がゴミとして集積されます。

▽灰皿のご使用
本来、店頭の灰皿は吸殻を捨てていただく目的で設置していますが、そこで喫煙される方もいらっしゃり、お客様から不安の声も寄せられています。

ローソンの店舗では、利用者が安全に買い物できるように、「ご来店時間の分散」や「ご来店時の距離の分離」のお願いとともに、レジカウンターへのビニールシート設置、従業員のマスク着用、アルコール消毒液の設置などによる「ウイルス飛沫防止」の取り組みを行っている。