イオンモール19県42施設の専門店を営業再開、「キープディスタンス」徹底、入場制限も

イオンモール専門店の営業再開発表に当たり公式サイトに掲載された「お客様へのお願い」
イオン株式会社は5月13日から、19県42施設のイオンモールの専門店を営業再開する。5月7日、イオンモール株式会社・イオンリテール株式会社との連名で発表したもの。

イオンは新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の全国拡大を受け、4月18日から国内の全イオンモール142施設で専門店を臨時休業してきたが、今回、各行政から発表された新たな要請内容を精査し、感染拡大防止と安全・安心のための対策を行うことで専門店の営業を再開する。5月13日からの営業再開で対象外としているモールについても、今後のコロナウイルスの感染拡大状況や、行政要請の解除・緩和などを考慮し、再開を検討していく方針だ。

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営業再開する施設は、10時から19時までの短縮営業を実施。レストランは11時から20時まで。各施設の総合スーパー(GMS)と食品スーパー(SM)については、地域の人に生活必需品を提供するため、継続して営業していく。個別の状況は各施設のホームページで告知する。

また、営業を再開するモールでは、「キープディスタンス」を徹底し、利用客にとって安全・安心な場所であることを確保するため、以下の取り組みを実施するとともに、利用客にも協力を依頼。「お客様同士、距離を確保ください」などと呼びかけている。

〈安全・安心のためのイオンの取り組み〉
・従業員の体調管理として入館時に検温を実施する。
・手指消毒用液を全ての出入口に設置する。
・館内の利用客が高頻度で接触する部位の消毒を徹底する。
・全ての入口を開放し、換気する。
・館内換気システムを最大限稼働するとともに、館内の空気の流れを作り、換気を促進する。
・対面での接客では、アクリル板・ビニールカーテン等を設置するなど、飛沫感染防止を図る。
・フードコートをはじめ、飲食店では換気や席の間引きなどを実施する。
・発熱などの症状がある人の入場を遠慮してもらうよう広報する。
・利用客の来館カウントシステムにより、在館人数を管理し、状況により入場制限を実施する。

イオンは、「一刻も早い新型コロナウイルスの終息を願うとともに、今後も感染拡大状況を注視し、お客さまへの安全・安心のご提供はもちろんのこと、パートナーである専門店企業の皆さまや、働く従業員の皆さまが安心頂けるモール運営に取り組んで参ります」としている。

〈5月13日営業再開対象のイオンモール(19県42施設)〉
◆青森県
イオンモールつがる柏、イオンモール下田

◆岩手県
イオンモール盛岡、イオンモール盛岡南

◆宮城県
イオンモール名取、イオンモール利府、イオンモール富谷、イオンモール石巻

◆秋田県
イオンモール秋田、イオンモール大曲

◆山形県
イオンモール天童、イオンモール山形南、イオンモール三川

◆栃木県
イオンモール佐野新都市、イオンモール小山

◆新潟県
イオンモール新潟南、イオンモール新発田

◆長野県
イオンモール松本、イオンモール佐久平

◆静岡県
イオンモール浜松志都呂、イオンモール浜松市野、イオンモール富士宮

◆三重県
イオンモール鈴鹿、イオンモール東員、イオンモール津南、イオンモール四日市北、イオンモール桑名、イオンモール明和

◆鳥取県
イオンモール日吉津、イオンモール鳥取北

◆島根県
イオンモール出雲

◆徳島県
イオンモール徳島

◆香川県
イオンモール高松、イオンモール綾川

◆愛媛県
イオンモール新居浜、イオンモール今治新都市

◆高知県
イオンモール高知

◆熊本県
イオンモール熊本、イオンモール宇城

◆大分県
イオンモール三光

◆宮崎県
イオンモール宮崎、イオンモール都城駅前