ファミリーマートは9月8日から、ホットケースで販売する唐揚げ「ポケチキ」を2019年5月の発売以来、初めて全面的にリニューアルする。従来品は鶏むね肉のみだったが、鶏もも肉を30%配合し、ジューシー感、食感、旨味を高めた。衣は小麦粉主体だったものにコーンフラワーを配合し、サクッとした食感に改めた。個数(5個入り)と1個当たりのサイズは変わらず、価格も税込み200円で据え置く。
左=旧「ポケチキ」、右=新「ポケチキ」

左=旧「ポケチキ」、右=新「ポケチキ」

 
鶏もも肉は「ブロック状で繊維を残す成形で肉感を出した」(ファミリーマート商品・マーケティング本部ファストフーズ部ファストフーズグループの河口美砂氏)。フレーバーは従来と同じプレーン、ホット、チーズの3種類で、それぞれ調味料の配合を見直して、時間が経っても味が変わらないようにした。ホットは辛味だけでなく旨味も加えた。チーズは味の強いもも肉に負けないよう、チェダーチーズの量を増やした。チーズのみ味のバランスを取るため、もも肉の配合を18%に抑えた。チーズは数量限定で、終売後は期間限定や地域限定のフレーバーを随時発売していく。
 
今回パッケージも見直した。従来は畳んだ状態で納品され、店員が組み立てる必要があったが、組み立てられた状態での納品に変え、店のオペレーションを軽減させた。また、底が広いパッケージに変更してホットケース内で倒れにくくし、開口部を広くして商品が見えやすくし、顧客の購買意欲向上も狙う。
 
「ポケチキ」はファミリーマートの看板商品「ファミチキ」に次ぐチキン商品の柱を目指し、昨年5月に発売された。これまで累計で約6000万パックを販売している。ファミチキは昼と夜に売れ、男性客の購入が多いのに対し、ポケチキは「昼とおやつの時間帯、土日に売れ、女性の購入者が6割」(河口氏)で、ファミチキとはカニバリせずに補完関係にあるという。