エシカルな視点は社会で起きている様々な課題にも向けられ、人口増による今後の食糧確保、環境問題を考えるきっかけになればという思いから、主要な栄養素を効率よく摂取できる昆虫食に至った。コオロギは飼育しやすく、味がエビに似ていることから、せんべいという形態になった。
ジビエカレーは人間との共生の中で生息数が多くなり過ぎた猪や鹿を食材として活用することで、日本の農耕地の保全や里山の循環につなげ、これらの課題を知ってもらおうという考えから、「カフェ&ミールMUJI」で外食メニューとして提供している。将来はレトルト商品としての販売も検討している。
〈食品産業新聞 2020年12月7日付より〉
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