イトーヨーカ堂次期社長に山本取締役、井阪セブン&アイ社長は中計に専念

イトーヨーカ堂 山本次期社長
セブン&アイ・ホールディングスは2月3日、イトーヨーカ堂の社長に、山本哲也イトーヨーカ堂取締役常務執行役員管理本部長が昇格する人事を発表した。就任日は3月1日。三枝富博社長は代表権のない会長に就く。社長交代の理由は若返りのため。

また、井阪隆一セブン&アイ・ホールディングス社長が、2月28日付でセブン‐イレブン・ジャパンの取締役から退任する人事も発表した。セブン&アイは2021年7月に、米国セブン‐イレブン・インクを成長ドライバーに据え、国内食品事業(コンビニエンスストア、スーパーストア)の収益性向上による再成長を柱にした中期5カ年計画を公表しており、井阪社長は中計の遂行に専念する。代わって後藤克弘セブン&アイ・ホールディングス代表取締役副社長が、3月1日付でセブン‐イレブン・ジャパンの取締役に就任する。

【次期社長の略歴】
山本哲也(やまもと・てつや)1969年生まれ、広島県出身。1993年早稲田大学政治経済学部卒、2018年中央大学大学院戦略経営研究科修了。1993年学生援護会入社。96年イトーヨーカ堂入社、2018年執行役員経営企画室長、20年取締役執行役員管理本部長、21年取締役常務執行役員管理本部長(現任)、22年3月代表取締役社長就任予定。