容器包装の3R推進に係わる8団体(ガラスびん3R促進協議会、PETボトルリサイクル推進協議会、紙製容器包装リサイクル推進協議会、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会、スチール缶リサイクル協会、アルミ缶リサイクル協会、飲料用紙容器リサイクル協議会、段ボールリサイクル協議会)で構成する3R推進団体連絡会は12月11日、都内で第3次自主行動計画(16年度~20年度)初年度フォローアップ報告記者説明会を開催した。自主行動計画は、容器包装の3R、特にリデュース、リサイクルの推進を軸に、事業者が自主的に取り組んでいるもので、16年度は4団体がリデュース目標を上方修正、6団体がリサイクル数値実績を向上させるなど進展が見られた。

第3次自主行動計画では、①環境に配慮した3Rの推進、②主体間の連携に資するための取り組みの一層の充実を策定し、20年度を目標年度に3Rの推進に努めた。

リデュースは、軽量化・薄肉化など資源の有効利用とごみの減量化を目指す取り組みで、04年度比の当初目標に対して4団体(PETボトル、スチール缶、紙製容器包装、プラスチック容器包装)が20年度目標を上方修正した。うちPETボトルは1本当たりの平均重量で20%から25%に、スチール缶は7%から8%に上方修正した。資源の削減効果は、06年度から8団体累計で約560万tとなっている。内容物の保護という容器包装の基本的な機能を損なわないためには、軽量化には一定の物理的な限界がある。各素材ともその限界を見極めつつ20年度のリデュース目標を設定している。

リサイクルでは、環境配慮設計及び回収ルートへの支援によりPETボトル、段ボールを除く6団体が、前年度より数値実績を向上させた。

またガラスびんのみが対象となるリユースの取り組みでは、地域型びんリユースシステムの構築や、1升びんの回収を促進した。一方、主体間の連携に資するための取り組みでは、8団体共同でフォーラムやセミナーなどを引き続き実施。市民・行政関係者などを対象とするフォーラムはこれまで12回開催し、延べ2000人以上が参加した。

〈食品産業新聞2017年12月25日付より〉