水産練り製品の製造、販売を手がける阿部善商店(宮城県塩釜市、阿部善久社長)は、おでん専門店等で提供される味付きごはん“茶めし”を再現した「茶めしおでん専用ごはんの素」を開発した。

9月1日から宮城県内および東北、首都圏の一部スーパーで発売する。「いまだ『茶めし』という商品は存在が無く、おそらく当社が初めて開発したオンリーワン商品だ」(同社)。

元来“茶めし”は、おでん専門店でおでんをおかずにして白飯は食べにくいので、おでんの汁と一緒に炊いて出したという説や、余ったおでん汁を活用して茶めしとして炊いたとする説等がある。

同社では「おでん種セット」製造販売の第一人者として、“おでんの時には茶めしを炊く”という新たな食文化の認知浸透を図り、おでん市場のさらなる活性化を目的に同品を開発した。「90年以上さつま揚げ等の練り製品だけを製造販売しており、このようなおでん関連商品の販売は初のチャレンジになる」(同社)という期待の商品だ。主なターゲットには、量販店でおでん種を購入する主婦層を想定している。

「茶めしおでん専用ごはんの素」は、あくまでおかずとしておでんを食べるシーンを想定し、その際におでんの味を邪魔しないよう味の濃さを控えめに仕上げた。同社の看板商品「塩竈おでん」に封入しているおでんスープの隠し味に使う「牡蠣エキス」を「茶めしおでん専用ごはんの素」にもブレンドし、コクを加えた。研いだ米にサッと混ぜて炊くだけで、簡単に茶めしが出来上がる。35g×2袋(2合用×2袋)、参考価格128円。