(公社)集団給食協会(岩見竜作会長)は1月25日、「東京都優良調理師に対する知事賞」の表彰式を東京・中央区のレクトン本社で行った。同賞は、福祉保健局知事名による賞状及び感謝状の贈呈に関する基準に基づき、都民の保健衛生に貢献した調理師に対し知事賞を贈呈するもので、公衆衛生の増進を図ることを目的とした事業。

同協会にとっては初の表彰となり、また給食業界全体としても初めての調理師受賞の快挙と思われる。

今回、栄えある賞を受賞したのはレパスト主任の高橋静子調理師。当日、受賞者が1名ということで、岩見会長と高橋さんが壇上に2人立ち、賞状と感謝状の贈呈が爽やかに行われた。授与後、岩見会長は「この制度は1956年から始まり、2016年度まで3141名しか受賞されていない貴重な賞だ。今回は全体で28名受賞されたが当協会では公益社団法人化により初めての推薦を行った。細かい規定等厳しい審査を経て、レパストの高橋静子主任が受賞された。この度の素晴らしい受章を励みに、これまで以上に職場を盛り立てさらに業界に尽力していただきたい」と祝辞を述べた。

感謝状と花束を贈呈された高橋さんは「このたび栄えある知事賞に選ばれ、驚きとともに感激している。お客様の笑顔を励みに27年、今日まで続けて来られたのも先輩の支えが力になった。今後も感謝の心を忘れずに日々精進したい」と謝辞を述べた。

髙橋さんは現在は品川区のすこやか園(幼保一体型)に5年間勤務中で、平均して幼稚園が140食、保育園が100食弱を毎日提供している。同賞には厳格な規定があって、基準に基づき一人ひとりに審査員が直接現場に出向き、細かいチェックをして様々な観点から確認した上で許可が下りる。

表彰式に立ち合ったレパストの西剛平社長は「協会として表彰第1号となり、歴史に残り、当社の社員を認めてもらい感激している。栄養士がスポットを浴びがちだが、料理は調理師の腕にも左右される。そこに光を当ててもらった受賞は大変意義深い」と述べた。

岩見会長も「我々は公益性の高い仕事をしている。今回の受賞は1つの大きな動機となる」と期待した。

〈食品産業新聞 2018年2月8日付より〉