商品は素材のうまみや出汁にこだわり、塩分に配慮しながらもしっかりと味付けを行っている。中には、にんべんの本格だしを使用したメニューもあり、鯛雑炊については、なだ万の総料理長も評価する味を創出している。また、在宅で軟らかくしにくい、ごぼうやほうれん草などの葉物野菜を食材に採用。食べやすさに配慮し安全性を向上させるため、ユニバーサルデザインフード基準に適合した商品を作っている。
販売実績は、17年度、18年度続けて前期比約30%で増加。介護食品協議会調べで高齢者食市場は年間約10%台で伸長する中、絶好調のシリーズである。
今年も高齢者食市場の更なる発展を見据え、1万人以上へサンプリングを実施。積極的に市場拡大に挑む。
〈食品産業新聞 2019年12月2日付より〉
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