日本給食サービス協会は1月16日、新年賀詞交歓会を東海大学校友会館(霞ヶ関)で開き、会員・賛助会員ら約400人が参加した。

西剛平会長(レパスト社長)は、「厚生労働省の外郭団体が行った景気動向アンケートによると、給食業界は“薄曇り”から“本曇り”に変わった。原因は人手不足である。これは人数の不足という面もあるが、仕事を任せられる人、スキルが高い人、早出ができる人など、働く人の質・能力の不足という面もあると考える。また、これは個人的な意見だが、従来は、退社された方が協会会員のA社からB社、B社からC社と転職されていたが、最近は、給食業界から違う業界への転職が増えているように感じる。これは、ゆゆしき問題である。令和2年で我々が目指すのは、働きやすい環境を作ることだ。残業を少なく、休みをできるだけ多く、寒い熱い重いなどきつい仕事を軽減し、給食業界で働いて良かったなと、少しでも思える環境を作るために努力していく」と労働環境の改善を強調した。その上で「これは我々、協会だけで成し遂げられることではない。例えば、現場の作業が少しでも軽減できる画期的な厨房機器の登場を我々は一日千秋の思いで待っている。また、現場の作業に有効な食材の登場やノロウイルスを防ぐ衛生商品も待ちわびている。令和2年も、皆様の様々な形のお力添え、協力をいただきながら協会は歩みを進めていきたい」と、関係省庁・関連団体・協賛会社へ連携を求めた。

来賓として、農林水産省外食産業室の新藤光明室長と文部科学省初等中等教育局の平山直子課長が挨拶した。会場には、日東ベスト、イースタンフーズ、名給など協賛会社がPRブースを設け、会員と親睦を深めた。