新型コロナウイルスの感染症の流行で、手洗いの重要性が増している。

手洗い石けんや手指消毒液、マスクなどを製造販売するサラヤは、家庭用製品情報サイトで「せいけつ手洗い」の方法を分かりやすく解説している。

それによると、感染を起こすには様々なルートがある。

・口から食べ物とともに感染する「経口感染」。
・くしゃみや咳とともに見えない小さな粒子となって排出された病原体が鼻や口から感染する「飛沫感染」(空気感染)。
・汚染された物に触って感染する「接触感染」。

――いずれにしても、基本的には、手洗いでかなり感染が防げ、「特に接触感染や経口感染の予防には欠かせない」という。

しかし、適切な手洗いをしなければ感染を予防できるとは限らない。そこで、あらためて「せいけつ手洗い」の方法を知ろう。

サラヤのサイトでは、「手の平は一生懸命洗う人が多いかもしれないが、指先、親指、指の間、手首などは不十分になりやすい。また、きき手は洗い残しが多くなるので、気をつけましょう」と注意を促し、10の手順で子どもにも分かりやすく「せいけつ手洗い」を紹介している。

【サラヤ「さあ、みんなで手をあらおう!!」】(子ども向け)
〈1〉水で手をぬらして
〈2〉せっけんを手にとって
〈3〉あわ立てブクブク
〈4〉手のこうモミモミ
〈5〉ゆびのあいだモミモミ
〈6〉おやゆびクルクル
〈7〉手のひら・ゆびのさきゴシゴシ
〈8〉手くびクルクル
〈9〉しっかりながして
〈10〉きれいにふいてピッカピカ

ポイントは以下の通り。

〈1〉しっかりと石けん液を泡立てる
泡立てることで、手全体や手のしわなどに石けん液がいきわたる。

〈2〉時間をかける
「せいけつ手洗い」を行うと30秒かかる。30秒の手洗いを身につけるために、砂時計やタイマーを置いて実施してみる方法もある。

〈3〉2回手洗いを行うのも効果的
2回手洗いを実施することで、ウイルスの除去効果があるというデータもある。

手洗いは、「日常手洗い」「衛生的手洗い」「手術時手洗い」の3つに分けられ、TPOに合わせて使い分けられている。

「日常手洗い」は一般的に日常生活のなかで行われる手洗いを意味する。「衛生的手洗い」は、食品を取り扱う仕事や、医療、福祉に関係する仕事をする人に必要な手洗い方法で、洗って、ふいて、消毒まで行い、感染予防や食中毒予防のために、通過菌をすべて除去することを目的としている。「手術時手洗い」は最も高い水準が求められ、医師や看護師が手術前に行う手洗いだ。

サラヤの家庭用製品情報サイトでは、「衛生的手洗い」の方法や、アルコール消毒液・アルコール消毒ジェルを使った手指消毒手順、つめブラシを使用した手洗い手順など、衛生対策に役立つ資料を提供している。

◆サラヤ 家庭用製品情報サイト内「出来ていますか? せいけつ手洗い」
https://family.saraya.com/tearai/