病院・介護施設給食大手の日清医療食品は、新型コロナウイルス感染拡大により人工呼吸器の不足も懸念される中、誤嚥性肺炎にかかる人が減ることで少しでも人工呼吸器不足の改善につなげることを目指し、動画「誤嚥性肺炎とその予防を知ろう!」をYouTubeで公開した。

誤嚥とは、唾液や食物、胃液などが気管に入ってしまうことを意味する。
日清医療食品によると、誤嚥性肺炎とは
〈1〉噛む・飲み込む能力が低下している人で、
〈2〉口の中が清潔に保たれていない状態で、
〈3〉食物や唾液が気管から肺に入り込むことで
――肺が炎症を起こすこと。

肺炎は現在、死亡原因において、3大疾病である「がん」「心疾患」「脳血管疾患」に続く4位。70歳以上の肺炎では誤嚥性肺炎が80%を占めている。

誤嚥予防のポイントは大きく3点あるという。
〈1〉口や舌を動かすトレーニングや「噛む・飲み込む」をサポートする食事を選択
〈2〉口の中を清潔に保つ、自分に合った入れ歯を使用する
〈3〉胃液の逆流を防ぐ、正しい姿勢で食事を摂る

動画「誤嚥性肺炎とその予防を知ろう!」では、増加する誤嚥性肺炎の現状やきざみ食など従来の高齢者向け介護食が持つ誤嚥の問題を訴え、加齢に伴い衰える噛む力・飲み込む力をサポートする食事を紹介。具体的には、噛む力と飲み込む力が弱い方へ「ムース食」を、噛む力と飲み込む力がある程度残っている方へ「やわら御膳」を提案している。

「3大疾病の認知は高いが、誤嚥性肺炎の認知は低く予防ができていない人が多い。この誤嚥性肺炎の重症患者においては人工呼吸器などによる治療も行われており、動画公開により人工呼吸器不足の改善につながれば嬉しい」(日清医療食品)。

◆YouTube「誤嚥性肺炎とその予防を知ろう!」(日清医療食品)
https://youtu.be/qhN7NDsSadg