「家庭の洗剤で身近な物の消毒を」経産省が呼びかけ、新型コロナ対策で

家庭の洗剤で身近な物の消毒を(画像はイメージ)
経済産業省は家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒を行うよう呼び掛けている。

洗剤に含まれる界面活性剤の新型コロナウイルスにおける検証試験を行った結果、ウイルスの数が減少することを確認したことを受け、効果が確認された界面活性剤が使われている洗剤のリストは、NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)ウェブサイトで公開している。

経産省は、身近なものの消毒には台所周り用、家具用、お風呂用など用途にあった「住宅・家具用洗剤」を使うことを推奨しており、 安全に使用する製品に記載された使用方法に従い、使用上の注意を守って正しく使うことと、手指・皮膚には使用しないことを求めている。

経産省ポスター「ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう」(一部抜粋)

経産省ポスター「ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう」(一部抜粋)

なお、「住宅・家具用洗剤」が手元にない場合には、台所用洗剤を使って代用することを提案。以下の手順で消毒方法を紹介している。
 
〈1〉洗剤うすめ液を作る。
たらいや洗面器などに500mlの水をはり、台所用洗剤*を小さじ0.5~1杯(2.5~5g)入れて軽く混ぜ合わせる(食器洗い機用洗剤ではなく、スポンジなどにつけて使う洗剤。有効な界面活性剤が使われているかも確認を)。
 
〈2〉対象の表面を拭き取る。
キッチンペーパーや布などに〈1〉で作った溶液をしみこませて、液が垂れないように絞る。汚れやウイルスを広げないように、一方向にしっかり拭き取るようにする。
 
〈3〉水拭きする。
洗剤で拭いてから5分程度たったら、キッチンペーパーや布などで水拭きして洗剤を拭き取る。特に、プラスチック部分は放置すると傷むことがあるので必ず水拭きする。
 
〈4〉乾拭きする。
最後にキッチンペーパーなどで乾拭きする。
 
〈効果的に使うためのポイント〉
・作り置きした液は効果がなくなるので、洗剤うすめ液は、その都度使い切る。
・台所用洗剤でプラスチック部分(電話、キーボード、マウス、TVリモコン、便座とフタ、照明のスイッチ、時計など)を拭いた場合、そのまま放置すると傷むことがあるため、必ず、すぐに水拭きする。
・塗装面(家具、ラッカー塗装部分、自動車の塗装面など)や、水がしみこむ場所や材質(布製カーテン、木、壁など)には使わないでください(シミになるおそれがあります)。
 
◆NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価に関する情報公開
https://www.nite.go.jp/information/koronataisaku20200522.html