フローズンヨーグルト専門店「ピンクベリー」、東京ミッドタウン日比谷に出店

限定メニュー「アップルマンゴーパフェ」
ロイヤルホールディングス傘下のアールアンドケーフードサービスはこのほど、東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)2階「日比谷ステップ広場」にフローズンヨーグルトショップ「pinkberry(ピンクベリー)」をオープンした。9月下旬までの期間限定オープン。3月に開業した話題の複合施設への出店を通し同業態の認知度拡大と、既存店舗の活性化に繋げていく。

2005年に米国カリフォルニア州で創業した「ピンクベリー」は、米国をはじめ21カ国311店舗を展開している。日本には14年7月に初上陸し、東京・大阪・福岡・千葉に計7店舗を運営。国産の無脂肪牛乳・無脂肪ヨーグルトを使ったフローズンヨーグルトに、店舗でカットする新鮮なフルーツをはじめとした多彩なトッピングが特長で、若い女性やファミリー層を中心に人気を得ている。

期間限定ショップの「ピンクベリー日比谷」では、同店でしか味わえない限定メニュー3種「アップルマンゴーパフェ」(税込み850円)「トロピカルスワール」(同600円)「クラシックスワール」(同500円)を用意した。営業期間中にインスタグラムでハッシュタグ「#pinkberryhibiya」をつけて商品写真を投稿した来店客には、抽選で商品の無料券が当たるキャンペーンも実施中。

マーケティング室の隅田まゆみ氏は、「東京ミッドタウン日比谷6階で営業する『ロイヤルガーデンカフェ』が好調に推移していることから、今回のオープンに漕ぎ着けた。夏休み期間のオープンを通し、地方からの観光客などに向け、当店のフローズンヨーグルトのおいしさを紹介していきたい。1カ月1万人の来店客数を目指す」と話した。

リサーチ会社によれば、全世界のフローズンヨーグルト市場は、高まる健康志向を受け、年平均成長率3.4%と2023年まで拡大傾向が続く予想だが、日本市場はまだまだ発展途上にあるのが現状だ。アールアンドケーフードサービスでは「ピンクベリー」の着実な出店により、フローズンヨーグルトを日本にも根付かせ、将来的にはフランチャイズによる多店舗も視野に入れているという。

〈食品産業新聞 2018年7月30日付より〉