“エスプレッソの進化”を体感、UCC「ラルゴ カフェ&バーラウンジ」横浜に開店

業務用レギュラーコーヒー「Largo」のエスプレッソ4種
UCCグループは、JR関内駅(神奈川県横浜市)近くで、エスプレッソにこだわった新コンセプトショップ「Largo(ラルゴ) Cafe&Bar Lounge presented by UCC」を1月11日にグランドオープンした。

“Japan Quality”をうたう4種類のエスプレッソとフラットで長いカウンターが特徴のカフェで、スタッフとの距離感が近く、外食のプロからエスプレッソの初心者まで幅広いユーザーが楽しめる空間を提供する。

「Largo Cafe&Bar Lounge」オープン発表会(中央=上島成介社長)

「Largo Cafe&Bar Lounge」発表会(中央=上島成介社長)

同店の扱うコーヒーは、発売から10年を迎えたエスプレッソタイプの業務用レギュラーコーヒーの「Largo(ラルゴ)」シリーズ。こだわりカフェやイタリアンレストラン、ホテルなどで高く評価されてきた。
 
同店を運営するユーシーシーフードサービスシステムズの上島成介社長は、「“Largo”は、UCCの最高級の業務用エスプレッソ製品で、昨年秋に大きく刷新している。エスプレッソは、イタリアなどヨーロッパから日本に入ってきたが、欧州は硬水の地域が多く、日本やアジアは軟水が多いなど事情が異なる。UCCは日本の気候・風土や水に合った製品を提供し、日本やアジアの皆様に、本当においしいと感じていただける製品設計を行った」とするとともに、それを実際に体験できるショップとして、同店をオープン。「新たに生まれ変わった“Largo”のスタイルを体験してほしい」と話した。

味や香りの異なる4種類のエスプレッソなどを提供

味や香りの異なる4種類のエスプレッソを提供

メニューは、エスプレッソを軸にしており、「Largo」のエスプレッソは4種類を使用。ベリー系の爽やかな酸味の「オーセンティックロースト」、カカオのようなフレーバーの「ダークロースト」、スパイシーな味わいの「テラロッサ」、柑橘系のフルーティーな酸味の「チェーロブリュ」を用意した。いずれもアラビカ種100%で、レインフォレストアライアンス認証農園産コーヒーを30%使用している。5種類のシングルオリジンから選べる「サイフォンコーヒー」もある。
 
他のドリンクでは、UCCが独自開発したオリジナルサーバーで提供するまろやかな口当たりのアイスコーヒーや、アルコールのエスプレッソカクテルなどを用意。なお、スパークリングウォーターは、無料で提供している。
 
フードメニューは、ライ麦入りパンにたっぷりの具材をのせたサンドイッチの「カスクート」(650円)や、注文ごとにクリームを搾る小さな船のようなオリジナルスイーツ「バルケット」(480円)など、「ワンハンド(片手)で食べられる」(寺澤希店長)ラインアップを充実させている。
 
「スターバックス」や「ドトール」など、実際のカフェや喫茶店が、ブランドの認知率を生かして製品を展開する例は多いが、同店舗は業務用製品の「Largo」がショップを開くという新しいチャレンジとなっている。

“ワンハンドで食べられる”フードメニューをラインアップ(左)、スパークリングウォーターは無料(右)

“ワンハンドで食べられる”フードメニューをラインアップ(左)、スパークリングウォーターは無料(右)

【店舗概要】
▽ショップ名
=Largo Cafe&Bar Lounge presented by UCC
▽営業時間=7時30分~22時
▽住所=神奈川県横浜市中区山下町204番地1ダイワロイネットホテル横浜公園1階
▽最寄駅=JR関内駅より徒歩約7分、日本大通り駅より徒歩約5分
▽主なメニュー=エスプレッソ(400円)、カフェラテ(550円)、アイスブリュードコーヒー(650円)、エスプレッソマティーニ(850円)、ハニーミルクボウル ナチュラル(700円)

「Largo Cafe&Bar Lounge」店舗内観

「Largo Cafe&Bar Lounge」店舗内観