マック終日店内飲食中止、「特定警戒都道府県」対象地域で、臨時休業店舗除く全1910店/日本マクドナルド

マック終日店内飲食中止、「特定警戒都道府県」対象地域で、臨時休業店舗除く全1910店/日本マクドナルド
日本マクドナルドは4月20日午前5時から順次、全時間帯で一部店内客席の利用を中止する。対象店舗は、政府による緊急事態宣言の全国拡大発令と合わせて指定された「特定警戒都道府県」対象地域13都道府県の「マクドナルド」のうち、臨時休業店舗を除く全店舗。期間は5月6日24時まで。準備が整った店から順次実施する。

「政府の指定した特定警戒都道府県(13都道府県)全店舗での“終日店内客席ご利用中止”について」と題し、4月19日、マクドナルド公式サイト内に文書を公開した。

それによると、利用客・従業員をはじめ全ての人の安全を最優先し、新型コロナウイルス感染の拡大を抑制する目的で、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・福岡県・北海道・茨城県・石川県・岐阜県・愛知県・京都府の13都道府県で、終日店内飲食中止とする。対象地域では、持ち帰り(テイクアウト)・ドライブスルー・デリバリー限定での提供を行う(店舗により提供方法は異なる)。

対象店舗は13都道府県の約1910店舗で、都道府県別の内訳は以下の通り。

〈マクドナルド 終日店内飲食中止 対象店舗数〉
東京都 約350店舗
神奈川県 約230店舗
千葉県 約160店舗
埼玉県 約180店舗
大阪府 約240店舗
兵庫県 約150店舗
福岡県 約90店舗
北海道 約90店舗
茨城県 約80店舗
石川県 約30店舗
岐阜県 約40店舗
愛知県 約190店舗
京都府 約80店舗
合計 約1910店舗

マクドナルドでは飲食店として利用客に食事を提供する社会的役割を果たしつつ、これまでも、東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県・福岡県・愛知県・京都府・岐阜県の店舗で、20時から5時までの夜間限定で、閉店や店内飲食中止を実施。また、店舗の形態や状況に応じて“社会的距離”を保つなど、安全・安心の取り組みを進めてきた。今回は、店内客席利用中止の対象地域や対象時間帯を拡大することで、さらなる安全強化と新型コロナウイルス感染拡大抑止を図る。

なお、マクドナルドでは、利用客と従業員の対面での接触を軽減できる「マックデリバリー」などのデリバリーサービスや、モバイルオーダー・ドライブスルーなどのサービスも導入している。

日本マクドナルドは、「お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、何とぞご理解いただけますよう、お願い申し上げます」、「今後も全国の店舗で実施している感染症予防の取り組みを継続するとともに、政府や自治体の方針や発表を注視し、対応を行ってまいります」などとしている。