バーガーキング「プラントベースワッパー」発売、大豆由来の100%植物性パティをこだわりの“直火焼き”で

バーガーキング「プラントベースワッパー」
ビーケージャパンホールディングスが展開する「バーガーキング」は12月11日、大豆由来の100%植物性パティを使った「Plant-Based Whopper(プラントベースワッパー)」を全国で発売する。販売期間は、2021年2月末までを予定しているが、数量限定のため無くなり次第終了となる。単品税込590円、セット(フレンチフライM・ドリンクM付き)税込890円。

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「バーガーキング」が日本で植物性由来のハンバーガーを販売するのは今回が初めて。100%ビーフ、チキン、ポークに加わる新しい選択肢として提案するもの。

ビーケージャパンホールディングスによると今回発売する「プラントベースワッパー」は、厳選された大豆由来の100%植物性パティを“直火焼き”で本格バーガーらしいスモーキーな味わいに仕上げているという点が、ほかの代替肉バーガーと大きく異なるという。プラントベースパティのほかには、これまでのワッパーと同様、毎日店舗でカットしているトマト・玉ねぎ・レタスに加え、ピクルスを挟み、マヨネーズとケチャップで味付けしている。

バーガーキング「プラントベースワッパー」広告イメージ

バーガーキング「プラントベースワッパー」広告イメージ

代替肉は、健康志向や環境問題などを背景に注目が集まっており、日本でもこの1年間に外食企業などで拡がりを見せている。バーガーキングは、普段のワッパーを楽しんでいる人にもおいしいと思ってもらえるよう、“味”にこだわった代替肉バーガーを出したいという思いがあったという。
 
2021年には第2弾として、てりやきやスパイシーなど味を変化させた商品の販売も予定している。
 
ビーケージャパンホールディングスは、12月1日に開催した試食発表会で、「これまで何種類かの代替肉で試作を行ってきた。今回、バーガーキングのワッパーに最適なものが見つかり、発売することとなった」とした。
 
なお、バーガーキングは看板商品「ワッパー」において、合成着色料・化学調味料・合成香料・合成保存料などの人工的な添加物を使用しない“リアルフード”を実現。すでに全店で提供を開始していることも発表。
 
2021年以降にはワッパー以外のハンバーガー、サイドメニュー、デザートでも同じ基準で“リアルフード”への切り替えを行う方針も発表している。