スシロー「かにづくし」開催、名店監修“かにしゃぶ”すし、希少部位「内子」やカニ入り松前漬など登場、今冬“一度限り”かにフェア

スシロー「かにづくし」フェア開催
回転寿司チェーン「スシロー」は11月10日から、「かにづくし」フェアを開催する。11月23日までの期間限定。各メニューは数量限定で、なくなり次第終了。

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「かにづくし」は、スシローが冬季に実施し好評を得ている「かにフェア」企画。スシロー初の“かにしゃぶ”を使用した「とやま鮨し人流 蟹すし」や、希少部位「内子(うちこ)」を使用した「かにの内子のせ」のほか、「かに松前」「チリクラブ」を販売。「本ずわい蟹の茶碗蒸し」「濃厚かに味噌ラーメン」「カニクリームコロッケ」といったサイドメニューも提供する。なお、今シーズンの「かにフェア」は一度きりで、二度目はないという。

かにの仕入れを担当するのは空龍太郎(そらりゅうたろう)氏。元水産商社勤務で、自らも蟹漁船に乗り、極寒のオホーツク海での漁経験を持つという。その経験・知見を活かし、色々な種類・部位の蟹をまとめて仕入れることで価格帯を抑えつつ、希少部位である「内子」なども仕入れるなどし、今回の「かにづくし」フェアを作り上げた。

スシロー・空龍太郎氏

スシロー・空龍太郎氏

フェアの目玉商品は「とやま鮨し人流 蟹すし」(税込330円)。富山のすしの名店「鮨し人」の木村泉美氏が考案した、“一流の匠たちとこれまでにない「うまい」を作る”「匠の一皿プロジェクト」メニュー。
 
本ずわい蟹を提供直前に、さっと“しゃぶしゃぶ”にしている。ほんのりと熱を入れた“レアしゃぶ”にすることで、かにの甘みや旨みをより引き立たせた「かにしゃぶ寿司」に仕上げている。ソースは木村氏考案の「蟹味噌ソース」。店内で仕込み、滑らかさを感じられる工夫を行った、濃厚な旨みを楽しめるソースだという。

スシロー「とやま鮨し人流 蟹すし」/かにづくしフェア

スシロー「とやま鮨し人流 蟹すし」/かにづくしフェア

「かにの内子のせ」(税込165円)は、一杯の渡り蟹から少ししかとれない希少部位「内子(うちこ)」を使用。内子は蟹の卵巣で、からすみにも似た濃厚なおいしさだという。本ずわい蟹のかに身とマヨネーズに内子を合わせ、かにの旨みとコクの相性が良いメニューに仕上げている。

スシロー「かにの内子のせ」/かにづくしフェア

スシロー「かにの内子のせ」/かにづくしフェア

「かに松前」は、スシローの人気商品「数の子松前漬け」と蟹を組み合わせたメニュー。数の子や昆布、するめなどの海鮮を合わせた定番メニュー「数の子松前漬け」に、かに身を加えて仕上げている。かに身を追加しつつも、価格は通常と同じ税込110円で提供する。

スシロー「かに松前」/かにづくしフェア

スシロー「かに松前」/かにづくしフェア

11月9日のメディア向け発表会であきんどスシロー堀江陽代表取締役社長は、「(かにのフェアは)毎年2回やってきましたが、今年はかにの価格高騰があり、スシローも頑張っていますが1回しか開催できません。なのでぜひ来ていただきたい」とコメントしている。
 
 〈スシロー「かにづくし」メニュー(税込価格)〉

・「とやま鮨し人流 蟹すし」330円、テイクアウト不可
・「かにの内子のせ」165円
・「かに松前」110円
・「かにタルタル」110円
・「本ずわい蟹軍艦」165円
・「かにみそ」110円
・「チリクラブ」110円
・「本ずわい蟹の茶碗蒸し」264円
・「本ずわい蟹のあんかけ 茶碗蒸し」264円
・「濃厚かに味噌ラーメン」418円、テイクアウト不可
・「カニクリームコロッケ」165円
・「ボイル本ずわい蟹」110円、11月20日以降販売
・テイクアウト限定「蟹の押し寿司」860円
 
「かにの内子のせ」「かに松前」「かにタルタル」はテイクアウトの際は軍艦で提供。「ボイル本ずわい蟹」のテイクアウトは当日予約のみ。「カニクリームコロッケ」は一部店舗では取り扱わない。

スシロー「かにづくし」イメージ画像

スシロー「かにづくし」イメージ画像

なお、回転寿司チェーンでは「くら寿司」でも、かにをメインとした企画「感激かにフェア」を開催。11月3日から「本ズワイガニ三種盛り」「特盛 こぼれ本ズワイガニにぎり」などのフェアメニューを展開している。

本ズワイガ二三種盛り・特大 ボイル本ズワイガニ/くら寿司「感激かにフェア」

本ズワイガ二三種盛り・特大 ボイル本ズワイガニ/くら寿司「感激かにフェア」