回転寿司チェーン「くら寿司」は12月9日、大手外食チェーン初の“Z世代向け店舗”「くら寿司 原宿店」をオープンした。

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「くら寿司 原宿店」は、“日本の伝統文化×トウキョウ・ポップカルチャー”をコンセプトに、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が監修。Z世代と呼ばれる1996年から2010年頃に生まれた世代が、SNSや動画で発信したくなるような写真映えする要素を随所に散りばめている。なお、一皿の価格は家賃や人件費などを反映し、132円(以下税込)に設定。
「くら寿司 原宿店」内観

「くら寿司 原宿店」内観

最大の特徴は、原宿店限定のクレープを提供する“スイーツ屋台”。そのほか、クレープなどを食べながら原宿の景観を楽しめる窓に面したスタンディングテーブル、東京タワー&スカイツリーが見えるバルコニー、色鮮やかに点灯する提灯(ちょうちん)ウォール、歌川広重の巨大浮世絵などがある。店舗入り口には自撮り用スマホスタンドも設置。

「くら寿司 原宿店」店内に“スイーツ屋台”を併設

「くら寿司 原宿店」店内に“スイーツ屋台”を併設

スタッフの制服も、原宿店限定でピンクを基調としたTシャツや法被(はっぴ)を用意している。

「くら寿司 原宿店」限定の制服

「くら寿司 原宿店」限定の制服

座席のタイプは、のれんがかかった半個室のほか、障子を閉めると個室になるボックス席、1人用のカウンター席、2人用のミニ個室など。なお、座席は受付機によって自動で案内されるため、選ぶことはできない。

「くら寿司 原宿店」のれんの半個室、障子の個室、1人用カウンター

「くら寿司 原宿店」のれんの半個室、障子の個室、1人用カウンター

スタンディングテーブルやバルコニーの飲食スペースおよびクレープの注文は、会計システムの関係上、店内利用限定。今後、テイクアウトでクレープのみを同スペースで楽しめるといった利用方法も検討中だという。

スタンディングテーブル、バルコニー(くら寿司 原宿店)

スタンディングテーブル、バルコニー(くら寿司 原宿店)

〈ライブ感を演出する“スイーツ屋台”を併設/くら寿司 原宿店〉
クレープも“映え”を意識し、天然着色料によるピンクと黄色の2色の生地を使用。生地の焼き上げを自動で行うロボットを大手回転寿司チェーンで初めて導入し、利用客の目の前で作るなど、ライブ感も楽しめる。

2色のクレープ生地を焼くロボット(くら寿司 原宿店)

2色のクレープ生地を焼くロボット(くら寿司 原宿店)

クレープをはじめとした原宿店限定スイーツは、座席のタッチパネルや自分のスマートフォンで注文し、番号が呼ばれたらスイーツ屋台で受け取る仕組みだ。座席に戻って食べたり、バルコニーやスタンディングテーブルで食べたりと、さまざまな食事スタイルを楽しめる。
 
〈変わりダネ“寿司クレープ”も/くら寿司 原宿店〉
クレープのラインアップは、「メイプルシロップバター」(280円)「チョコレートナッツ」(280円)「いちごWクリーム」(380円)「マンゴーWクリーム」(380円)などデザート系のほか、惣菜系として2種の“寿司クレープ”も展開。
 
「sushiクレープ イベリコ豚カルビ」(380円)は、サクサクに揚げたシャリ、グリーンリーフ、クリームチーズ、たまご、イベリコ豚、きゅうり、マヨネーズを合わせている。

くら寿司 原宿店限定「sushiクレープ イベリコ豚カルビ」

くら寿司 原宿店限定「sushiクレープ イベリコ豚カルビ」

「sushiクレープ ツナサラダ」(380円)は、揚げシャリ、グリーンリーフ、クリームチーズ、たまご、ツナサラダ、きゅうりを巻いている。
 
 スイーツ屋台ではクレープのほかにも、「生乳ソフト」(カップ280円・コーン380円)、パフェ「FlowerJelly フルーツミックス」(880円)なども提供する。

くら寿司 原宿店の限定スイーツ

くら寿司 原宿店の限定スイーツ

〈“ロール寿司”原宿店・浅草ROX店・道頓堀店で期間限定販売も/くら寿司〉
なお、「くら寿司 原宿店」は、和の文化を世界に発信する“グローバル旗艦店”としては、「浅草 ROX店」「道頓堀店」に次ぐ3店舗目となる。原宿店オープンを記念して、浅草ROX店と道頓堀店を含めた3店舗限定でアメリカのくら寿司で人気のロール寿司3種「レッドドラゴンロール」「ゴールデンクランチロール」「えびタイガーロール」を、期間限定で販売する。商品はなくなり次第終了。価格は各264円(浅草ROX店・道頓堀店は各250円)。

くら寿司 原宿店・浅草ROX店・道頓堀店限定「レッドドラゴンロール」「ゴールデンクランチロール」「えびタイガーロール」

くら寿司 原宿店・浅草ROX店・道頓堀店限定「レッドドラゴンロール」「ゴールデンクランチロール」「えびタイガーロール」

Z世代は、 スマートフォンなどのデジタルデバイスを巧みに使いこなし、日常的にSNSでコミュニケーションを取るなど、上の世代とは異なる特性があるといわれる“スマホネイティブ世代”。「TikTok」を代表するSNSや動画による情報発信と拡散力を持ち、流行や消費の新たな担い手といわれている。

10代~20代の若者のコロナ禍の世代別収入や消費傾向を見ると、アルバイトのシフトが減るなど、全世代の中で最も収入が減少した一方で、コロナ下においても外食への消費マインドが高いという。
 
オープンに先立ち12月8日に開催された発表会で、くら寿司の田中信取締役副社長は、「コロナ収束後は、この世代を中心に爆発的なリベンジ消費が起こる可能性があると考えています」と話した。
 
この他にも2022年1月には、少し高価でも高品質のスイーツを食べたい人に向けた、くら寿司史上最高価格の商品ラインアップ発売を予定するなど、多様化が進む利用客のニーズに応え、コロナ収束後のリベンジ消費に対応していくという。

左から、クリエイティブディレクターの佐藤氏、くら寿司田中副社長

左から、クリエイティブディレクターの佐藤氏、くら寿司田中副社長

〈「くら寿司 原宿店」概要〉
◆住所
〒150-0001東京都渋谷区神宮前4-31-10YMスクウェア原宿 4階
 
◆営業時間
11:00~23:00※ラストオーダー22:30
 
12月9日(木)のみ12:00~20:00
 
◆駐車場
専用駐車場なし(YMスクウェア原宿駐車場あり)
 
◆座席数
245席(ボックス41席、カウンター7席)