ココイチ値上げ、カレーソース各33円、肉類トッピング11~22円、メニュー追加でライス250g・350gと“トッピング半分量”登場も/カレーハウスCoCo壱番屋

カレーハウスCoCo壱番屋「ポーカレー」
壱番屋が展開する「カレーハウスCoCo壱番屋」は6月1日、カレーソースと肉類のトッピングの価格改定を実施する。

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「ポークカレー」「ビーフカレー」などベースとなるカレーソース5種類は、33円(以下、店内税込)の値上げ。「手仕込とんかつ」「ソーセージ」「ハンバーグ」など肉類のトッピング14種類は、11~22円の値上げとなる。

ベースカレーソースの価格改定(ライス300g)/カレーハウスCoCo壱番屋

ベースカレーソースの価格改定(ライス300g)/カレーハウスCoCo壱番屋

トッピングの価格改定/カレーハウスCoCo壱番屋

トッピングの価格改定/カレーハウスCoCo壱番屋

壱番屋は今回の価格改定について、世界的な食材価格や資源・エネルギー価格の高騰などに伴うさまざまなコストの急激上昇が「今後も和らぐ見通しが立たない状況」にある中、原価低減や経費削減に向けた努力を続けてきたが、自社の経営努力ではカバーできない水準となったことから、“今後も商品や接客サービスの品質を維持・向上させるため”、やむを得ず行うものだとしている。
 
なお、カレーハウスCoCo壱番屋では価格改定にあわせて6月1日から、新たなメニューのバリエーションを展開する。
 
カレーのカスタマイズやサイドメニューのサラダをより気軽に楽しめるよう、「半分量のトッピングを追加」「ライスの量に250g・350gを追加」「サラダの量と価格を見直し、セット価格の導入」を行う。
 
〈通常の半分量のトッピングを追加〉
「トッピングを少しずつ楽しみたい」という声に応え、14種のトッピングで半分量が選べるようになる。例えば、通常は2個の「クリームコロッケ(カニ入り)」が、1個のみの「ハーフクリームコロッケ」。通常5個の「フライドチキン」を、3個にした「フライドチキン(3個)」。通常の「チーズ」を半分量にした「ハーフチーズ」など。

新トッピング例:ポークカレー+ハーフクリームコロッケ+フライドチキン(3個)+ハーフチーズ/カレーハウスCoCo壱番屋

新トッピング例:ポークカレー+ハーフクリームコロッケ+フライドチキン(3個)+ハーフチーズ/カレーハウスCoCo壱番屋

〈ライスの量に250g・350gを追加〉
従来の100g単位のライス量に加えて、新たに「250g」「350g」を追加する。いつものライスの量では「少し多い」「少し足りない」といったニーズに応え、自分にとって適切な量の調整がしやすくなる。
 
〈サラダの量と価格を見直し、セット価格の導入〉
サラダは、カレーと一緒に注文しやすいように量を変更し、割安になるセット価格を導入する。単品の現行価格は189円だが、単品新価格が170円、セット価格は130円となる。