天下一品「超こってり」7月販売へ、並ラーメン限定・1日5食、「食べたかった」など要望に応え再登場

京都北白川発祥のラーメン店「天下一品」を展開する天一食品商事は6月15日、「超こってり」の第2弾販売について発表した。

【第1弾】天下一品「超こってり」全国発売、並ラーメン限定・1日5食、“頂点を超える”3つのこだわりとは

「天下一品50周年特別企画」の一環として、2月限定で全国販売を実施したメニューの再登場。7月1日から7月31日までの期間限定で、全国の「天下一品」店舗で取り扱う。税込1200円。並ラーメン限定で、大盛には対応しない。各店舗、1日先着5食限定、1人1杯限定。予約不可、持ち帰り不可。アプリの半額クーポンを含む割引券・クーポンなどの利用不可。取扱店舗は「天下一品」総本店(京都市左京区)を除く。また、地域により価格が異なる店舗がある。

2月の第1弾「超こってり」は、販売初日の早朝から行列を作る天一ファンの姿が、全国の店舗で見られた。今回は「食べたかった」「もう一度食べたい」などの声を受けて第2弾販売を決めたという。

天下一品「超こってり」第2弾販売ポスター

天下一品「超こってり」第2弾販売ポスター

 
天下一品の“こってりスープ”は、創業者の木村勉氏が約4年にわたる試行錯誤の末に完成させた。食材は鶏がらや野菜など誰もが知るものだが、“天下一品秘伝の製法”によって、「深い味わいの、どこにも真似できないおいしいスープ」になっているという。
 
今回の期間限定メニュー「超こってり」は、「もっと濃い“こってり”が食べてみたい」「“こってり”をさらに超えるスープは食べられないのか」という利用客の期待の声に応え、試作を重ねて完成した。天一商事では「超こってり」について「“こってり”の頂点を超える一杯」だとして、3つの“こだわり”を掲げている。
 
こだわり“その1”は「スープ」。鶏がらを贅沢に使用し、時間と手間を惜しまず“じっくりじっくり”と煮込み、“こってり”を「超こってり」へと育てる。スープの仕上げには刻み玉ねぎをプラスし、さらに煮込んで旨味を引き出す。高い濃度とコクのあるスープは、玉ねぎの甘みが加わることで、口当たりは「超こってり」ながらも、後味は驚くほどすっきりとしているという。
 
こだわり“その2”は「麺の長さとトッピング」。驚くほど高い濃度のスープは、麺によく絡みむ。通常の麺の長さだと、ラーメンの醍醐味「すする」ことが出来ないほどだという。「超こってり」では麺の長さを通常の半分にすることで、麺と一緒にスープを“食べる”ことができるようにした。スープのおいしさを存分に楽しむため、トッピングはねぎのみとした。
 
こだわり“その3”は「専用どんぶり」。黄金色の「超こってり」のスープをさらに引き立たせるため、漆黒の専用どんぶりで提供する。一杯食べ終わるころには、スープはほぼ残っておらず、見えてくるのはお馴染みの「明日もお待ちしてます。」のメッセージと「No kotteri, no life.」のメッセージ。どんぶりのふちにデザインされた黄金に輝く龍は、京都・桜凛堂の“一筆龍絵師”手島啓輔氏が天下一品のために描いたもの。一筆龍とは、胴体部分を一筆で描いた龍。「ひとつなぎで途切れない」ことから「人をつなぐ」「ご縁が途切れない」として、縁起が良いとされている。

天下一品「超こってり」専用どんぶり

天下一品「超こってり」専用どんぶり