ヤヨイサンフーズの黒本聡社長はこのほど記者会見し、16年度事業総括と17年度事業の方向性を語った(一部既報)。

ヤヨイサンフーズの16年度の売上高は前期比2.3%増371億円、営業利益35%増9億1,000万円。予算(売上高386億円、営業利益9億円)に比べ、売上高は計画には未達だが、営業利益は畜肉原料、エネルギー費が改善、また、社員が一丸となったコストダウンにより35%増益。

黒本社長は「16年度は統合3年度目の最終年度として新生ヤヨイサンフーズの基礎固めの総仕上げに取り組んだ」と述べ、16年度事業について次のように総括した。

「基本方針は品質第一のモノ作り、価値ある商品の開発に加え、16年度は挑戦、ワークライフバランス、コミュニケーションのキーワードを掲げた。コミュニケーションは支店、工場を回り、50数回の対話を行い、1,200ほどの問題提起を得、350ほどに集約、改善案を各職場で検討、全てフィードバックしている。

営業面はエリアマーケティングを掲げ、市場、カテゴリー、地域、問屋、ユーザー、競合メーカーの6つの視点から市場・売場を分析し、施策を講じている。地道な販売戦略の一方、不採算商品を見直し、国内、海外戦略の二つのプロジェクトを推進。また、生産設備面では、安全安心の取り組みとして全工場で従業員の作業着の袖の部分にタグを入れた名札を装着し、入退出管理を一元化、フードディフェンスを強化した。九州工場でスパイラルフリーザーを更新し、ノンフロン化に対応させ、全体の4割が脱フロン対応となった。さらに省人化、省力化、環境改善の投資として各工場の吸排気の設備、空調設備の見直しを進め作業環境の改善に努めた。また、長岡工場では包装ラインの自動化を行った。

商品面では長岡工場のハンバーグラインで新焼成設備を活用した両面焼きハンバーグの一環商品として簡易調理のソースインタイプ個食パック、同様に簡便調理の真空パックのオムライスや新製法を取り入れたより手作りに近づけたメンチカツを投入した。また安全安心の一環として(IsO22000は取得済だが)、更なる安全安心の強化のためFssC22000の認証取得の準備を開始した」。

--全文は本紙にてお読みいただけます。