丸水長野県水が冷凍食品事業部の取引先メーカーらと構成するFF会(=フォア・ザ・フローズンマーケット会)の第49回総会が15日、長野市内のホテルで開催された。正会員30社(新規入会1社含む)から60人弱が参加。新会長には日本水産の梅田尚首都圏家庭用営業部部長(=写真)が就任した。丸水長野県水はマルイチ産商による買収に伴い、今年4月3日に新会社として発足している。新生・丸水長野県水からは吉田宏社長、小池智顧問らが列席し、総会後には事業方針が表明された(次号詳報)。

FF会では冷凍食品月間に合わせて、10月1日~31日に「秋の消費者キャンペーン」を実施している。県内スーパーにハガキとポスターを設置し、応募者にギフト券をプレゼントする企画。応募数は前年度1,750通(前々年度は1,491通)。今年度も同企画を実施する。

役員改選ではすべて再任となったが、役員企業内の人事異動に伴う交代があった。新役員は会長に日本水産の梅田部長が就任したほか、副会長に味の素冷凍食品の五十嵐正人マーケティング本部家庭用事業部東日本営業部関東統括部部長が、会計監事にマルハニチロの藤山和也関東支社長野営業所所長が、幹事にテーブルマークの佐原正高北関東支店支店長が、それぞれ就任した。

新規入会は松村フーズ。

FF会の梅田新会長は開会挨拶で次のように述べた。「国内の食品業界で最大の課題は人口減少と超高齢化への対応だ。人口は2040年には1億人を切る。今の80%になるということだ。65歳以上の高齢化率は40年には40%となる。世の中は劇的に変化する。これをまじめに考えると、安売り競争などは控えなければならない。デフレからの脱却、本当に良い物が高くても売れる環境をメーカーと問屋、小売でシステムとして構築していくべきだ。

長野県も高齢化が進んでいるが、高齢化社会を長野県がはじめに切り抜ける成功例として見本になるように、丸水長野県水に道を切り開いてほしい。

丸水長野県水の今期4~5月の業績は、前年に御柱祭があり裏年にもかかわらず好調と聞いた。6月以降はますます伸びていくだろう。4月から(マルイチ産商による子会社化で)丸水長野県水に新しい血が入った。更なる飛躍を期待したい」