財務省が28日発表した2017年上半期(1~6月)の輸入通関実績によると、冷凍野菜輸入量は前年比9.1%増の49万9,168tと大幅に増加、上半期として3年ぶりに前年を上回り、14年の過去最高を更新した。金額ベースでも9.3%増の918億3,338万円と伸長し、1kg当たり平均単価は185.5円と前年より0.2%高とわずかながら上昇に転じた。また中国産は2年連続のプラスで、前年比10.1%増20万8,147tと大幅に伸長した。

最大品目のポテトは前年を8.0%上回り18万5,524tと過去最高水準となった。キロ単価は137.1円で前年より0.4%上昇。米国産が6.9%増と前年に引き続き徐々に回復を見せている。ベルギーも16.4%増と前年の減少から回復した。大幅な増加基調にあったオランダは1.8%増と増加ペースが緩んだ。前年半減したカナダは10.6%減と減り止まらない。一方で中国が65.5%増と伸長しカナダを上回った。

枝豆は0.7%減3万7,863tと、わずかながら3年ぶりのマイナス。平均単価は233.1円、0.1%下落とほぼ横ばい。トップシェアの台湾が2.4%増と堅調、タイは9.1%減とマイナスに転じた。中国は1.8%増と上半期として2年連続でプラスだが、タイを下回った。インドネシアは10.3%増と前年に引き続き大幅増。

コーンは24.0%増と大幅増に転じた。国産品の減産が影響した。2.7万tはこの10年では突出している。トップシェアの米国が28.2%増と牽引、タイは1.8%増と伸び悩んだ。ニュージーランドは18.1%増と前年3割以上のマイナスからやや回復した一方、中国が63.6%増と存在感を高めた。平均単価は173.7円で2.4%上昇。

ブロッコリーは11.2%増と4年連続の増加。トップシェアの中国が5.3%増と堅調、エクアドルも23.1%増と上半期としては2年ぶりのプラスとなり、再び増勢を強めた。グアテマラは12.8%減だが、メキシコは1割増と前年に引き続き伸長した。

ほうれん草も2桁増と伸長。中国産が9割以上を占める。国産品の供給不足が影響した。

混合野菜は10.4%増と6年ぶりのプラスとなった。中国が11.9%増、米国も8.6%増と主要2カ国が牽引。カンショは65.8%増。ベトナム、インドネシアが8割以上の増加。