<かねます食品・幡井覚専務>今期から利益管理の関係で決算を1月期から3月期に変更した。4月からは計画通り増収増益で推移している。お好み焼やたこ焼などの定番商品が市場に定着しているほか、昨年から九州と関東の営業社員を増やして販路拡大を図っており、その成果が出つつある。

商品の価格体系をこの2月から3月にかけてオープン価格に切り替え、今期は仕切り直しの1年となる。売上高は約12%増の28億円を見込んでいる。

今秋は6品の新商品と3品のリニューアル商品を発売する。中でも、特売価格で最も売れ行きの良い178円~198円の、中価格帯ラインの商品を一新した「鉄板屋シリーズ」5品に注力する。同シリーズは、野菜をたっぷり使用し、カロリーを抑えた最近の健康志向ニーズに合わせた商品群だ。パッケージにも、野菜の配合率やカロリーを大きく記載して消費者にアピールする。

「鉄板屋 お好み焼」(270g)は、従来の商品より野菜の配合率を約10%高めた63%にした。お好み焼は、生地がどっしりとしたものと、ふんわりとしたものの二極化が進んでいるが、同商品は小麦粉を使わず山芋と卵でふんわりと仕上げている。小麦粉を使用していないので、カロリーも抑えることが出来、1食分で265kcalと1日の摂取カロリー目安の12%となっている。

広島お好み焼は現在も販売しているが、460gで価格が298円~300円以上とややアッパーなので、量目と価格を抑えて野菜を40%配合した「同 広島お好み焼」(240g)を投入する。このほか、「同 山芋焼」など3品を鉄板屋シリーズとして新発売する。

既存品だが大容量の「大袋・お徳用シリーズ」にも注力する。関東と九州地方での販路拡大にも引き続き努め、どのスーパーに行っても当社の何かしらの商品が入っているような状態にしたい。