ケンコーマヨネーズ(炭井孝志社長)は、グループ総合フェアを東京・新宿区のベルサール高田馬場で7~8日の2日間開催した。業務用関係者ら約2,500人が来場した。

メディア向け説明会で、炭井社長は「インバウンドや女性の社会進出等で中食市場が拡大する中、人手不足に対し集中生産で市場に応えるよう注力している。業務用専門メーカーとしてサラダを中心に業態別、分野別に細かく表現する展示会にした。今年でファッションデリカフーズ(FDF)は40周年を迎えるが、私の入社した年と重なり感慨深い。全国の主要工場で40年、長く日持ちし品質も味も向上してきたが、今後も継続していく。業務用メーカーでありながら今後もサラダを中心として市場演出型企業として頑張りたい」と述べた。

塩谷常務執行役員は「『変える・変わる』をモチーフに、変えるヒントや変わるポイントを用意した。会場は発売以来トップシェアを誇るFDFの市場に合わせ商品開発の歴史から入り、新商品によるメニュー提案コーナーが続き、その後業態別に惣菜・量販、回転寿司、カフェ・ピザ・バーガー、ベーカリー、社員食堂、CVS、居酒屋、ホテル、麺類、食堂・弁当、ファミレス・シニア施設・病院給食の各コーナーに区分、新商品や人気のある商品を使った各種メニューを提案した。特にカフェコーナーでは“ギルティフリーに変えるといいねに変わる"よくばり女子に捧げるヘルシーフォトジェフードや、社員食堂コーナーでは“ヘルシーに変えると食数が変わる"罪悪感なく満腹になれるカフェ風ランチを提案した。また、変化に挑み続ける企業として、各種広報やCSRにも取組むが、特に今年度から来年度にかけ4工場の増設・新拠点建設による生産体制の強化を行う。西日本工場のFDFラインを増設し、静岡富士山工場では商品の幅を広げるため第2工場を増設、ダイエットクック白老では日配型素材商品の新工場を建設、関東ダイエットクックでは日配型の新市場客をめざし新工場を建設する」と会場と企業状況を説明した。

秋冬新商品について、島本国一常務執行役員は「10月5品、11月に2品投入した」と説明。うち冷凍食品では「ホワイトエッグシート」と「レンジでお手軽とろ~りたまご」の2品。

会場のコーナーで試食したが、「ホワイトエッグシート」(=下写真)は卵白をメインに焼き上げたしっとりした食感のシートで、卵の風味を味わえるシンプルな味付けで、白いシートと食材の色のコントラストが目を引くメニューに仕上げている。角型シートで、巻く、はさむ、重ねるなど多様なメニューにも使用できる。「レンジでお手軽とろ~りたまご」は、塩、こしょう、牛乳で仕上げたベーシックな味わいと口どけのよい食感が特長で、冷蔵庫や流水で解凍する他、電子レンジや湯煎、スチコンでの加熱もできる。200gの小型形態で使い勝手のよいサイズとなっている。

〈冷食日報2017年11月13日付より〉
「ホワイトエッグシート」

「ホワイトエッグシート」