イートアンドは、18年秋冬の市販冷食新商品9品、リニューアル品3品を8月末より、全国で発売する。13日、東京・東品川の本社で報道向けメディア試食会を開催した。

今秋の提案コンセプトは「感動満足レベルアップ~もっと本格に もっと便利に」とし、従来よりもレベルアップした感動、満足度を届ける。新商品9品の内訳は焼餃子2品、水餃子4品、豚まん、小籠包、米飯が各1品。

今回を代表する商品は、刷新して新商品として発売する「大阪王将 羽根つき餃子」(12個314g・たれ2袋付)で、従来の油・水いらずからさらにフライパン等の「フタいらず」に進化させ、さらなる簡便性を追求した。皮の保水力を調整することで、フタなしでもジューシーな具材ともっちりした皮、パリパリの羽根を実現。また、フタなしに対応するため、独自の乳化技術で調理時の油ハネを抑えた。これらの特長により、ホットプレートや屋外でのバーベキュー等、羽根つき餃子の調理シーンが拡がることを狙う。また、焼き具合がよく見えるため、だれでもより焼きやすく簡便性を増した。

同社によれば、キッチンの困りごとについてのアンケートでは、「調理器具の洗い物はめんどうだ」「コンロまわりの掃除は大変」といった回答が8割を超えており、「フタいらず」によりフタの洗い物や、フタの水滴によるキッチンの汚れといった餃子を焼くときのフタの悩みを解決するという。また、25cm以上のフタを「持っていない」人が2割以上で、20歳代・60歳代では3割以上にのぼるという。

焼餃子の新商品もう1品は「大阪王将 羽根つき餃子 味噌たれ付き」(12個314g・たれ2袋付)で、「羽根つき餃子」と同様の餃子に、関西で定番の「味噌だれ」が添付される。

〈餃子市場は家庭・外食含め拡大、焼餃子配荷率は2.7%増〉
試食会開催に際し、星野創取締役常務執行役員食品営業本部長が市場動向などについて説明した。

家庭の手作りも含めた餃子市場はここ5年間で9.8%拡大し、約4,200億円。外食は餃子酒場登場などで伸長、家庭手作りもクックパッドなどアレンジが拡がり伸長している中、市販用の伸長率が高く、市場をけん引。中でもチルドは横ばいだが、冷凍が伸長しているという。「我々の調査で、食卓の出現頻度は10年前の2倍近くなり、メーンのおかず、おつまみ、副菜とさまざまな使われ方がしている。特に水餃子は素材として使われるケースが多く、市場は今後も伸長すると見る」という。

また、同社の量販店での配荷店舗数は、18年春夏で焼餃子が前年比2.7%増2万2,143店舗で、カバー率は80%超まで上昇。ただ「まだ2割の余地があるほか、餃子市場自体が拡大する中で、簡便性の高い冷凍食品の裾野の拡がりがあり、まだ成長させられる」という。

水餃子の配荷店舗数は6.9%増1万6,064店舗とこちらも拡大。「カバー率は60%超程度で、まだまだ伸びしろがあるほか、当初は鍋需要の秋冬がメーンだったが、最近は春夏も堅調で、素材としての使用アピールなどでまだ伸ばせる」とした。

〈冷食日報 2018年7月18日付より〉