〈ブロッコリ・ホウレン草が2桁増、中国産は計7%増 国内青物不足で〉
財務省が27日発表した2018年上半期(1~6月)の輸入通関実績によると、冷凍野菜輸入量は前年比3.2%増の51万1,120tと大幅に増加、上半期として2年連続で前年を上回り、2年連続で過去最高を更新した。金額ベースでは1.1%増の928億7,667万円となり、1kg 当たり平均単価は181.7円と前年より2.0%安と下落に転じた。ただし単価は6月単月では1.7%高と上昇局面に転じている。また中国産は3年連続のプラスで、前年比7.1%増22万2,893tと大幅に伸長した。
2018年上半期 輸入通関実績

2018年上半期 輸入通関実績

最大品目のポテトは前年を1.0%下回ったものの18万3,660tと過去最高水準を維持した。キロ単価は135.6円で前年より1.0%下落。米国産が5.9%減とマイナスに転じた。ベルギーも1.5%減と前年大幅増の反動もありマイナスに。オランダは44.5%増と再び増勢が強まった。減少傾向が続いていたカナダは30.4%増と回復を見せた。一方で中国は前年の急増から9.2%減とマイナスに転じた。

枝豆は4.2%増3万9,457tと、2年ぶりに再びプラスに転じた。平均単価は225.0円で3.5%下落した。トップシェアの台湾は3.5%減とマイナスに転じたが、タイは12.5%増と大幅増に転じ、中国も8.2%増と上半期として3年連続でプラスとなった。インドネシアも7.5%増と着実に伸びている。

コーンは2.2%増と前年の大幅増に対して堅調な推移を続けた。トップシェアの米国が0.1%増と前年並みを維持、タイは5.9%減と伸び悩んだ。ニュージーランドは34.4%増と2年連続で増加、中国も前年大幅増に対して4.4%増と堅調に推移した。平均単価は167.3円で3.6%下落。

ブロッコリーは13.5%増と5年連続の増加。トップシェアの中国が12.2%増と伸長。エクアドルは22.1%増と2年連続で2割以上の増加となり、中国に肉薄している。グアテマラは14.1%減、メキシコは53.1%減と不振。

ほうれん草は14.5%増と伸長した。前年同様、国産品の供給不足が影響した。中国産は11.6%増、全体の9割以上を占める。台湾、ベトナム、イタリア――と軒並み大幅増が並んだ。新興のベルギーは138t。

混合野菜は0.6%減とマイナスに転じた。中国が8.2%増と堅調だが、米国は26.1%減とマイナスに転じた。カンショは24.9%減とマイナスに転じた。ベトナムが36.2%減、インドネシアが14.4%減と減少に転じ、中国も2桁減と不振だった。

〈冷食日報 2018年7月30日付より〉