日本海老協会は9月15日、東京の築地魚河岸で築地市場移転前のラストイベントとなる「第5回海老の日祭り」を行った。イベントでは和洋中の料理人の海老メニューを表彰する「第一回ベスト海老料理大賞」、海老の消費に貢献した人を表彰する「第五回ベストシニア大賞」の授賞式を行った。

同協会の藤井代表理事は「祭りの目的は『海老の消費拡大』と『長寿を祝う敬老の日に長寿の象徴である海老を食することで日本を元気にすること』。協会は末永い人々の健康と幸せを願う食文化を担っていく」とあいさつ。続いて長谷成人水産庁長官、吉田不曇中央区副区長が祝辞を述べた。

「第一回ベスト海老料理大賞」はトゥーランドット脇屋友詞オーナーシェフ、オテル・ドゥ・ミクニの三國清三オーナーシェフ、つきぢ田村の田村隆三代目が受賞し、脇屋氏は「海老を使った中国料理を創造していく」、三國氏は「海老ソースを使った肉料理は100年前からあるが、今回は天然海老と東京野菜を甘エビのジュレで寄せ、甘エビで作ったソースで仕上げた」、田村氏は「海老の美味しさを丸ごと楽しんでもらう料理を提供する」とそれぞれ語った。

「第五回ベストシニア大賞」は地域貢献賞に築地魚河岸会伊藤宏之会長。輸入開発賞にOUGホールディングス勝田昇社長、外食産業賞に喜代村木村清社長が受賞。さらに“ベスト海老賞”をももいろクローバーZの百田夏菜子さん、“食卓笑顔賞”を女優の泉ピン子さんが受賞した。百田さんは「特技の海老反りジャンプで海老の様にピチピチ飛び跳ねる様に活躍し、日本の海老文化の発展に大きく貢献」したこと、泉さんは「多年に亘り、女優として『渡る世間は鬼ばかり』など、日本の食卓に元気な笑顔を届けることに大きく貢献」したことなどが評価された。

百田さんは「海老のように元気に飛び跳ね続けたい」、泉さんは「平成最後のシニア大賞を受賞し光栄」と述べた。「ベストシニア大賞」受賞者には海老1年分(365匹)が手渡された。

〈食品産業新聞 2018年9月24日付より〉