イオンは10日に発表した2018年度2~8月期決算で、営業収益が8期連続で過去最高を更新、営業利益と経常利益も最高益となった。食品などを扱うイオンリテールでは、猛暑や夏季の天候不順などのマイナス要因があったが、出来立ての惣菜などを提供する「まいにち夜市」の強化などで客足が増加。他の食料品の販売にも貢献している。野菜の価格高騰の影響もあり冷凍野菜の販売も好調に推移した。
イオン 2018年度2~8月期決算(セグメント別)

イオン 2018年度2~8月期決算(セグメント別)

イオンの連結決算は、営業収益は前年同期比2.3%増の4兆2,664億円、営業利益は同5.7%増の898億円、経常利益は同6.2%増の908億円、当期純利益は同150.3%増の105億円。ヘルス&ウェルネス事業を筆頭にすべてのセグメントで営業収益が伸長した。

イオンリテールの営業収益は前年同期比0.2%像の1兆844億円。夕方以降にできたての惣菜を提供する取り組みに注力し、顧客を増やすことに成功した。テレビCMやWEBアプリでアピールしている。特にアプリ会員向けのクーポンが功を奏し、顧客単価が非会員と比べて約2倍となっている。今後は「夜市」と連動した取り組みで売上増を狙う。

また、昨今の猛暑や台風の影響により、7月8月は客足が伸び悩んだほか野菜の価格が不安定に。簡便性のニーズが伸びたことで冷凍食品の売上も増加している。中でも価格が安定し保存もしやすい冷凍野菜の売上が目立ったという。担当者によると「プライベートブランドのオーガニック野菜の商品が好調だった」と話す。

〈冷食日報 2018年10月12日付より〉