財務省が30日発表した2018年9月の輸入通関実績によると、冷凍野菜輸入量は前年比0.4%減の7万9,033tと微減ながら、6カ月ぶりに前年を下回った。金額ベースでは2.0%増となり、平均キロ単価は前年より2.4%高の191.1円と4カ月連続でプラス基調となった。中国産は数量ベースで合計3万5,026t、前年比1.7%増と2カ月ぶりのプラス。中国産の平均単価は前年同月より3.3%高い208.1円となった。

品目別に見ると、ポテトは0.1%減29万tと2カ月ぶりのマイナスとなったものの堅調。トップシェアの米国は4.8%減と5カ月連続のマイナス。ベルギーは0.7%増とプラスに転じた。オランダは9.5%増と堅調。カナダが前年大幅減の反動もあり2.1倍増と伸長した。平均キロ単価は前年より2.6%高い140.9円。

枝豆は12.2%減と3カ月連続で前年を下回った。トップシェアの台湾は14.8%減と2カ月連続のマイナスとなった。タイも28.1%減と3カ月連続のマイナス。中国は前年2桁減の反動もあり18.9%増と2カ月ぶりのプラスとなった。平均キロ単価は前年同月並みの229.5円。

ブロッコリーは19.3%増と8カ月連続のプラス。トップシェアの中国が11.1%増と2カ月ぶりに再びプラスに転じた。エクアドルは29.1%の大幅増、6カ月連続で前年を上回った。平均単価は3.4%高の214.9円。

コーンは22.3%減と再びマイナスに転じた。米国が21.8%減と再びマイナスに転じ、タイも5.5%減。ニュージランドが43.8%減、中国は前年増の反動もあり4割減と大幅に落ち込んだ。

ほうれん草は3.0%減と2カ月連続で前年を下回った。トップシェアの中国が6.4%減となったため。台湾は3.1倍増と2カ月連続のプラスだが、前年の大幅減の反動影響。イタリアは38.1%増と増加基調。タイも2倍増となった。

インゲンは4.0%減と2カ月連続のマイナス。中国が7.2%増とプラスに転じたが、タイが32.8%減と2カ月連続マイナスとなった。ベルギーも堅調。エンドウは0.9%減と2カ月ぶりに再びマイナスとなった。

混合野菜は0.2%減で8カ月ぶりのマイナス。中国が前年4割増の反動もあり、10.8%減とマイナスに転じた。英国は44.8%増と堅調。カンショは23.8%減と2カ月連続のマイナス。ベトナムは4.7%減にとどまったが、前年大幅増の反動もあり、中国は半減、インドネシアも25.8%減と落ち込んだ。

〈冷食日報 2018年10月31日付より〉