財務省が11月29日発表した2018年10月の輸入通関実績によると、冷凍野菜輸入量は9万4,415tと前年比15.8%の大幅増となった。2カ月ぶりに前年を上回った。金額ベースでは19.3%増となり、平均キロ単価は前年より3.1%高の190.8円と5カ月連続でプラス基調となった。中国産は数量ベースで合計4万1,800t、前年比16.0%増と2カ月連続のプラス。中国産の平均単価は前年同月より2.4%高い201.1円となった。

品目別に見ると、ポテトは14.9%増の35万t と2カ月ぶりに前年同月比プラスとなった。トップシェアの米国は12.2%増と6カ月ぶりのプラス。ベルギーは4.4%増と2カ月連続プラス。オランダは52.3%増と大幅に伸ばした。カナダが前年大幅減の反動もあり39.2%増。中国も2割増として数量はカナダを上回った。平均キロ単価は前年より3.1%高い146.2円。枝豆は5.7%増と4カ月ぶりに前年を上回った。トップシェアの台湾は7.5%増と3カ月ぶりのプラスとなった。タイは5.9%増と4カ月ぶりのプラス。中国は14.6%増と2カ月連続の2桁増となった。平均キロ単価は1.0%高の233.4円。

ブロッコリーは43.8%の大幅増で9カ月連続前年を上回った。トップシェアの中国が26.3%増と2カ月連続プラス。エクアドルは52.1%の大幅増、7カ月連続で前年を上回った。エクアドルは中国を3カ月連続で上回り、年間累計でトップとなる可能性が高まってきた。平均単価は前年並みの215.5円。

コーンは4.0%増と再びプラスに転じた。米国が8.4%増とプラスに転じたため。タイは2.5%減と2カ月連続マイナス。ニュージランドと中国は前年割れだが高水準。

ほうれん草は30.4%増と3カ月ぶりで前年を上回った。トップシェアの中国が28.7%増となった。台湾も2.5倍増と3カ月連続のプラス。ベルギー、スペインが堅調に輸入実績を積み上げている。

インゲンは7.9%増と3カ月ぶりのプラス。中国が16.8%増と2カ月連続プラス、タイは3カ月連続マイナスとなった。インドネシアが3倍増、インドも伸びている。エンドウは1割減と2カ月連続で前年を下回った。

混合野菜は4.3%増で2カ月ぶりのプラス。中国が再びプラスに転じたほか、ベトナムが前年減の反動もあり2倍増、英国が堅調に積み上げている。

「その他」が2割増と大幅に伸長した。中国が18.8%増と伸長した影響が大きい。ベトナム(47.2%増)、インドネシア(124.3%増)、ミャンマー(12倍増)、ペルー(63.6%増)――と大幅増の国が増えている。

〈冷食日報 2018年12月3日付より〉