糖質コントロール市場拡大を「面」による売場作りで後押し、健康ブランド 「からだシフト」シリーズ/三菱食品

第48回食品産業技術功労賞 マーケティング部門受賞
糖質コントロールは、数多あるダイエット法のような一時的なブームではなく、近年、健康志向の人の食生活習慣として定着してきている。加工食品市場でも、それに対応する数々の商品が発売されてきたが、単独メーカーが商品を発売しても、売場のカテゴリー間の壁もあり、棚に埋もれがちだった。

三菱食品が17年9月からオリジナル商品として展開する「からだシフト」ブランドは、一つのブランドで統一パッケージにより、麺類、レトルト食品、ミックス粉、ジャム、パン粉、スープなど加工食品のさまざまなカテゴリーで「糖質コントロール」シリーズを現在32SKU展開。卸ならではのMDにより、「面」で売り場を作ることで市場拡大を後押ししている。

さらに来春からは糖質コントロールシリーズから、これまでの常温食品に加え冷凍食品9SKUを投入するとともに、たんぱく質摂取に注目したシリーズ第2弾「たんぱく質プラス」12SKUを常温食品で展開する予定だという。

〈食品産業新聞 2018年12月3日付より〉