〈食卓惣菜を拡充し拡大する家庭での夕食シーンに対応〉
マルハニチロは11日、家庭用冷凍食品の新商品として、食卓向けの「おいしいおかず」シリーズから、惣菜フライ「肉ガブッと!厚切りロースカツ」(4個140g)、「肉ガブッと!国産牛メンチ」(4個184g)2品目を全国で発売すると発表した。発売は3月から。調理方法はどちらもレンジ調理。働き方改革などにより自宅で夕食を食べる頻度が増え、共働き世帯の増加により冷凍食品を利用する人も増加傾向にある。食卓惣菜を充実させて家庭でのニーズに応える。

「厚切りロースカツ」は、豚ロース肉を厚切りにして肉の食感や旨味を味わえるようにした。「国産牛メンチ」は、国産の牛肉やたまねぎを使用し、町の精肉店のメンチカツのような味に仕上げている。両商品のパッケージ表面にはQRコードを印字し、読み取ることで商品を使ったアレンジメニューの調理動画が見られる。

生産は「厚切りロースカツ」が新石巻工場、「国産牛メンチ」はニチロ畜産が行う。これまで「おいしいおかず」シリーズからは「肉ガブッと!ぶ厚いとんかつ」などを発売していた。今回の商品は、規格や入数を見直すとともに、より手に取りやすい価格(300円弱を想定)に設定してトライアルでの購入を促す。ただ、中身が異なるため、商品切り替えではなく併売とする。

同社が昨年10月に実施した「今年の食生活に関する調査2018」(調査対象:全国の15~59歳の男女1,000人)によると、73.6%の人が「ほぼ毎日夕食を自宅で食べる」と回答。また、「昨年よりも頻度が増えた」と71.8%が答えており、家庭での夕食シーンが増えている。

また、家庭で食事に活用しているもの(複数回答形式)を聞くと、「冷凍食品」(51.8%)が最も多く、次いで「惣菜」(42.8%)、「レトルト食品」(39.4%)、「インスタント食品」(38.2%)、「缶詰」(32.3%)と続いた。共働き世帯が主流となり調理の時短が求められる中で、冷凍食品などの加工食品や惣菜の活用が広がりつつある。

〈冷食日報 2019年1月15日付より〉