〈最大輸入相手国・中国は過去最高の46.4万t〉
財務省が30日発表した2018年1~12月の冷凍野菜輸入量は前年比4.3%増の105万3,574tとなった。4年連続で前年を上回るとともに、2年連続で過去最高を更新した。金額ベースでは4.2%増1,956億4,257万円、1kg当たりの平均単価は185.7円で前年並みの水準となった。最大輸入相手国である中国は7.1%増46.4万tと伸長。3年連続の増加、3年連続過去最高を更新した。

最大品目のポテトは前年比1.0%増となる38万1,634t、4年連続で前年を上回った。トップシェアの米国産が2.2%減ながら27.0万tと堅調。存在感を増す欧州はベルギーが7.1%減に対して、オランダが39.6%増と大幅に増加し、数量シェアは米国次ぐ2位となった。中国は前年4割近く増加した反動で5.6%減、一方カナダは29.2%増となり中国を上回った。

1kg 当たり平均単価は138.8円と0.2%上昇。枝豆は0.8%増の7万6,351t。トップシェアの台湾産が1.4%減と2年ぶりに減少となった一方、中国が8.2%増と3年連続の増加となった。タイは1.0%減で、中国を下回った。平均キロ単価は1.6%安に転じ228.0円。

ブロッコリーは17.6%増と引き続き伸長。トップシェアの中国が11.6%増、2位のエクアドルも27.3%増とともにけん引した。平均単価は0.1%高の208.8円。

コーンは0.5%増。トップシェアの米国が0.4%減、次ぐタイも1.5%減とともにマイナスに転じた。3位のニュージーランドが6.2%増と伸長を続け、4位中国も前年大幅増の反動減は見られなかった。

ほうれん草は13.8%増と引き続き伸長。トップシェアの中国が10.4%増、次ぐ台湾も56.7%増と大幅増となった。イタリア、ベトナム、ベルギーなども大幅に数量を伸ばした。年初に生鮮品の不作で急増したが、その後も2桁増の月が続くなど需要が継続している。

混合野菜は3.3%増と3年連続のプラス。トップシェアの中国が8.3%増と堅調だが、次ぐアメリカは2割減に転じた。英国が5.7倍増と増やしている。

さといもは2.8%増と3年ぶりにプラスに転じた。中国産がほぼ100%だが、ミャンマー、エクアドル、ベトナムなど輸入先が増えている。インゲンは3.2%減と3年ぶりのマイナス。トップシェアの中国、2位のタイともマイナスだった。一方でベルギーやインドが増えている。カンショは18.3%減、前年に4割以上の大幅増となった反動減がある。

品目別の平均単価は、前年はほぼすべてで上昇したが、当年は14品目中8品目で下落した。国別シェアを見ると、中国産が輸入総量の44.1%を占め、前年よりも1.1ポイント増加。4割増となったオランダが3.3%とベルギーを抜いて米国、タイに次ぐ4位となった。

〈冷食日報 2019年1月31日付〉