2019年5月の冷凍食品POSデータ(KSP-POS 調べ、継続店調査分)によると、5月単月の冷凍食品の販売額は、前年同月比1.8%減で8カ月連続のマイナスとなった。調理冷食の販売不振が要因の一つと見られる。一方で平均価格は同0.6%増の205.8円で、4月の値上げの影響からか、「冷凍ピザ・グラタン」を除くすべてのカテゴリーで高くなっている。

調査対象は全国のスーパー・生協約150チェーン974店舗。

5月単月をカテゴリー別に見ると、最も伸長したのは「冷凍米飯」で同5.9%増となり2カ月連続で伸長した。次いで「冷凍農産」のは同0.7%増となった。この2カテゴリーは販売個数などその他の項目でも伸長している。反対に「調理冷凍」をはじめ「冷凍ピザ・グラタン」や「冷凍麺」は前年同月を下回った。冷凍麺は3カ月ぶりにマイナスに転じた。

1~5月の累計データでは、前年同期比4%減となった。販売個数や1店舗当たりの販売金額なども同程度の減少幅となった。平均価格については0.1%減でほぼ横ばい。金額の最も多い「調理冷食」で同3.4%減少したほか「冷凍麺」は同2.5%減、「冷凍米飯」は同3.2%減となった。販売個数も全カテゴリーで前年を下回った。

〈冷食日報 2019年6月10日付〉